ボルティモア・レイブンズのクオーターバック（QB）陣に新たな展開があった。

現地にいる複数の記者によると、現地15日（木）に行われたレイブンズの練習にはロバート・グリフィン三世だけがQBとして参加していたようだ。

ジョー・フラッコに関しては臀部（でんぶ）の負傷によってここまでの練習を欠席していたため、驚きはなかった。

しかしながら、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えるところによると、腹部に問題を抱えているとされる新人QBラマー・ジャクソンが練習を欠席したことは問題だ。ジャクソンの体調不良を最初に伝えたのは『ESPN』だった。

ジャクソンの件が長期的な問題でないのはポジティブな部分だが、ネガティブな面を挙げるとすれば、ジャクソンは試合前の大切な練習を1日休んでしまったことになる。

ジャクソンは今週日曜日に開催されるシンシナティ・ベンガルズ戦でフラッコが出場不可能となった場合に先発を任される見込みだった。今回の体調不良の程度や、限られた練習時間の中でどの程度の信頼を得られるかによって、ジャクソンにチャンスがそのまま与えられる可能性もある。しかしながら、ジャクソンが木曜日の練習を欠席したことで、不測の事態が起こった場合にグリフィン三世がフィールドに登場する可能性が高まっている。周囲ではすでにフラッコが間に合わない場合はグリフィン三世が出場するとささやく者たちも現れている。

ヘッドコーチ（HC）ジョン・ハーボーは今週末の試合に先発するにあたってフラッコが練習に参加する必要はないと明かしていた。

仮にグリフィン三世が先発出場の機会を与えられたとすれば、クリーブランド・ブラウンズに在籍していた2016年シーズンの最終戦以来の登場となり、実に686日ぶりのプレーとなる。グリフィン三世はここまでの全ゲームにおいてアクティブ登録されておらず、2017年シーズンはNFLのロースターに入ることはなかった。

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