先発クオーターバック（QB）アレックス・スミスが現地18日（日）に行われたヒューストン・テキサンズ戦の第3クオーターに足を骨折して途中退場した。

試合は23対21でテキサンズが勝利しており、敗戦後、レッドスキンズのヘッドコーチ（HC）ジェイ・グルーデンが報道陣にスミスの骨折と即座に手術を受けることを明かしている。

「（スミスにとっては）非常につらいことだったと思うし、多くの人々にとって悲痛だ。彼は素晴らしい人であり、ハードワーカーでこのフットボールチームの主要リーダーの1人でもある。残念ながら、プロのフットボールにおいてこういったことは起きてしまう。アレックスのような選手がこういうことに見舞われる姿はただただ見たくないものだ。とはいえ、彼がどういう性格かを知っている者として、きっと復活してくれると思っている」

スミスが身の毛もよだつケガに見舞われたのはテキサンズの守備陣、コーナーバック（CB）カリーム・ジャクソンとディフェンシブエンド（DE）J.J.ワットに倒された場面だ。

レッドスキンズはすぐさまQBコルト・マッコイを投入し、タッチダウンを決めてテキサンズに3点差と迫った。その後、テキサンズにフィールドゴールを許してリードを6点に広げられるも、第4クオーターにランニングバック（RB）エイドリアン・ピーターソンのタッチダウンランで逆転に成功したレッドスキンズ。しかしながら、テキサンズに63ヤードのフィールドゴールを決められてしまい、1点のリードを守りきれずに2点差で敗れている。

レッドスキンズのロースターに登録されているQBは現時点で2名、スミスとマッコイだけだ。数日中にもバックアップを加える必要があるだろう。「4つ、ないし5つ」のオプションがあると見込んでいるグルーデンHCは、マッコイが負傷した場合はワイドレシーバー（WR）トレイ・クインが臨時のQBを務める予定だったとも明かしている。

レッドスキンズはシーズン第11週終了時点で6勝4敗、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）東地区1位につけているが、来週に控えるサンクスギビングデーには地区ライバルで2位のダラス・カウボーイズ（同5勝5敗）と対戦する。

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