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レイダースHCグルーデンがQBカーと口論?

2018年11月19日(月) 13:34


オークランド・レイダースのデレック・カーとヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデン【AP Photo/Rick Scuteri】

オークランド・レイダースはリードの奪い合いを制して23対21でアリゾナ・カーディナルスから白星を勝ち取った。しかし、試合中にレイダース側のサイドライン上ではちょっとした劇場が繰り広げられていたようだ。

『CBS』のカメラはレイダースのヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデンとクオーターバック(QB)デレック・カーの会話が複数回にわたってヒートアップしているシーンを捉(とら)えていた。そのうちの1シーンはカーが2回連続のタイムアウトを要求してペナルティを受けた場面だった。

ある報道によると、カーとの会話に熱が入っていたグルーデンHCがタイトエンド(TE)リー・スミスによって引きはがされたとも伝えられており、スミスは後に、これについて「すべてはまるく収まった」と明かしている。

しかしながら、久しぶりの白星を手にしたヘッドコーチとクオーターバックはこの口論とも見られるシーンについて控えめに語り、競争的な問題解決の中で起きることだとまとめていた。

グルーデンHCは記者に対して次のように語っている。

「見たのは初めてだったかもしれないが、こういうことが起きたのは初めてではない。われわれは2人ともコンペティター(競技に従事する者)であり、現場では激しく競い合っている。われわれはマンツーマンの状況にあり、彼はビッグプレーを欲していたんだ。そこで少し意見が食い違った。ただし、分かるとは思うが、それもまたビジネスの一部である。衝突した際にはそういう時もあるし、われわれは同時に、お互いを支え合ってもいる。私はデレックを誇りに思っている。彼は今季にたくさんのことを経験しているし、彼がわれわれのクオーターバックで良かったと思っている」

「お互いに同じようなことを大声で喋っていたんだ。“少しだけ修正すべき”ようなことについてね。これが初めてのことではないし、今回が最後になるとも思わない。すべてはうまくいっている。約束しよう」

決勝ドライブを決めるまでのカーは比較的単調なゲームを展開していた。オークランドのフランチャイズQBカーは見事なタッチダウンパスを2回投じた一方で、サックを4回(うち2回はサードダウン)も受け、ドライブの延長に苦戦する姿も見せていた。この試合のカーは合計192ヤード、アテンプト平均は6.2ヤードを記録している。

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