浮き沈みの激しいシーズンを過ごすテネシー・タイタンズは現地18日（月）、インディアナポリス・コルツを相手に大敗を喫して勝率を5割へ戻した。

ニューイングランド・ペイトリオッツ戦で大金星を飾った1週間後に大敗を喫したチームは、クオーターバック（QB）マーカス・マリオタの肘の状態に不安が見られることもあり、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）における順位を維持できるかに疑問符がついている状態だ。

タイタンズ公式ウェブサイトのジム・ワイアットによると、ヘッドコーチ（HC）マイク・ブラベルは19日、マリオタの肘の問題については打撲だと明かしたようだ。

ブラベルHCはマリオタが次週のマンデーナイトに開催されるきわめて重要なヒューストン・テキサンズ戦に出場可能であることを願っているものの、ベテランQBは現在その肘についてのセカンドオピニオンを求めている。

ワイアットは『Twitter（ツイッター）』で「ブラベルによると、チームはマリオタを万全な状態でプレーさせようとしている。答えが出るまでは少し時間がかかりそうだ」と述べている。

タイタンズはまた、“健康上の問題”によって18日の試合を離脱し、インディアナポリスにある病院に入院することとなった守備コーディネーター（DC）ディーン・ピーズについても懸念している。19日、ブラベルHCは「テストはポジティブなようだった」と明かし、「今日中にもインディアナポリスから戻って来る予定だ」と述べていた。

ワイアットはピーズDCに関してツイッターを通じ、「ブラベルHCによると、DCピーズが復帰を希望しており、今日中にもタイタンズに合流する予定だとのこと。安静を願うチームは一丸となってDCピーズに負担をかけないよう努力しているようだ」とも伝えている。

5勝5敗となっているタイタンズはAFCのワイルドカードや地区タイトルの座を懸けた激しいレースの中にいる。

マリオタの負傷によってバックアップのブレイン・ギャバートが出場したことを抜きにしても、18日の試合ではコルツの方がタイタンズより優れていた。通常は比較的堅いタイタンズの守備陣を粉砕したコルツの攻撃陣が地区内にさらなる混戦を持ち込むかもしれない。

マリオタとDCピーズが短期間で復帰することを願い、彼らがカウボーイズやペイトリオッツといった強敵を倒したチームの強さを再び取り戻してくれることを期待したい。

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