ベアーズHCナギーはQBトゥルビスキーの軽症を強調
2018年11月21日(水) 14:24現在NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区のトップにいるシカゴ・ベアーズの先発クオーターバック(QB)がサーズデーナイトに開催されるデトロイト・ライオンズ戦を前に軽傷を負っている。
ヘッドコーチ(HC)マット・ナギーは現地20日(火)、右肩に痛みを覚えているミッチェル・トゥルビスキーには日ごとの様子見が必要であることを明かした。プロ2年目のQBは20日の練習を欠席している。
サーズデーナイトに開催されるライオンズ戦におけるトゥルビスキーのステータスについては疑問が生じている状態だ。
それでも、ナギーHCは『Chicago Tribune(シカゴ・トリビューン)』に「慎重にではあるが、楽観視している。ただし、何も約束はできない状態だ」と語り、続けて「ミッシェルは大丈夫だと願っている。彼がプレーを希望しているのを知っている。われわれはこういった状況の中で正しい判断ができているかどうかを確認する必要がある」と述べている。
トゥルビスキーはミネソタ・バイキングスから鮮やかな勝利を奪った試合の第4クオーターで、ポケットを抜け出した際にセーフティ(S)ハリソン・スミスからレイトヒットを受けて投球側の肩を痛めた。
ナギーHCはトゥルビスキーの問題が長期的なものではなく、手術が必要になることもないとコメントしている。週末の試合からサーズデーナイトまで回復時間が85時間しかないことを考慮すると、QBの負傷はチームにとって相当な緊急事態だと言えよう。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のステイシー・デールズは『Twitter(ツイッター)』で「サンデーナイトフットボールで戦ったベアーズの次戦がサンクスギビングデーのサーズデーナイトにデトロイトで開催されるため、チームは2000年以降で最も短い試合間隔で試合に臨むことになります。キックオフからキックオフまでわずか88時間ということです。NFLリサーチが遡ることのできた最も古いデータがこの2000年でした」と語っている。
ナギーHCの下、トゥルビスキーは週を追うごとに改善を見せ、コーチのクリエイティブなシステムに沿って肩の強さと足さばきをうまく生かしてボールを動かしている。
現在7勝3敗のベアーズがトゥルビスキーを練習から外した動きは単にさらなる故障を予防するためであると願いたい。そうでなければ、サンクスギビングデーの豪華なディナーの前座として楽しむものがバックアップQBチェイス・ダニエルのプレーとなるだろう。
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