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ベアーズ、サンクスギビングゲームはQBダニエルが先発へ

2018年11月22日(木) 11:17

シカゴ・ベアーズのチェイス・ダニエル【AP Photo/Nam Y. Huh】

シカゴ・ベアーズはサンクスギビングデー(現地22日/木)にいつもの先発クオーターバック(QB)不在で戦いに臨むようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはミッチェル・トゥルビスキーが肩の痛みに苦しむ中、ベアーズのバックアップQBチェイス・ダニエルが現地22日(木)午後に開催されるデトロイト・ライオンズ戦に先発する予定だと報じた。

さらにラポポートは、準備期間の問題も今回の決定に関して大きく作用しており、今週のゲームが日曜日の開催であればトゥルビスキーがプレーできた可能性は高いとも伝えている。

21日のウォークスルーで、ベアーズはこれに参加しないとされていたトゥルビスキーを正式にダウトフル登録した。

ダニエルには9年のキャリアを通じてわずか2回の先発経験しかなく、フィラデルフィア・イーグルスに在籍していた2016年シーズン以降ではレギュラーシーズンでパスを投じた記録はない。キャリア通算で60試合に出場し、78回のパスを投じて51回の成功、480ヤード、タッチダウン1回、インターセプト1回、1勝1敗という成績を残してきた。

ライオンズ戦を前にダニエルの先発起用がスムーズに決まった背景には、ダニエルがヘッドコーチ(HC)マット・ナギーの攻撃スキームを十分に理解しているという事実がある。2人は2013年から2015年までをカンザスシティ・チーフスで過ごしており、その後にナギーがベアーズのHCに就任し、両者はシカゴで再会を果たしている。

22日にトゥルビスキーのプレーはないと見込み、ベアーズは練習生のタイラー・ブレイをアクティブ登録している。ブレイもまた、チーフスに在籍した過去5年間をナギーHCと過ごしており、そのスキームには馴染みのある選手だ。

ベアーズのその他選手に関しては、ラインバッカー(LB)アーロン・リンチ(脳震とう)とタイトエンド(TE)アダム・シャヒーン(脳震とう)がライオンズ戦から除外となっている。

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