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レイブンズQBジャクソン、「レイダース戦ではパスも多用していく」

2018年11月22日(木) 13:16

ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【Ben Liebenberg via AP】

シンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ(HC)マービン・ルイスはボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンが先週の試合で学びを得たと聞いて安心していることだろう。

レイブンズのQBジャクソンがジョー・フラッコの代役として現地25日(日)のオークランド・レイダース戦で再び先発を務めるかどうかはまだ定かでないが、ジャクソンがプレーするのであれば、シンシナティ・ベンガルズ戦で見せたような自らのランに頼るパフォーマンスを繰り返すことはなさそうだ。

21日に記者に語った内容からすれば、ジャクソンはレイブンズのワイドレシーバー(WR)に対してよりパスキャッチの機会を与えることを願っているようだ

ジャクソンは「彼らはブロックするためにここにいるわけではない。自分が投げられることは知っているはず・・・やろうとは思っていなかったのに、(先週日曜日に)自分は27回も走った。勝つためにはできる限りのことをするんだ。知っての通り、もっとたくさんボールを投げたいと思っている。ゲームプランはできつつあるし、もっとボールを投げることになるはずだ。見ていてほしいね」と明かした。

特にレイダースの守備陣がリーグ全体で26位に沈んでいることを考えれば、QBとしては大胆すぎる発言ではなかったかもしれない。それでも、ジャクソンは先週の初先発試合で勝利を収めたにもかかわらず受けた多数の批判を黙らせようとしている。

ベンガルズ戦のジャクソンは117ヤードを自分のランで獲得して24対21の勝利に貢献した。ジャクソンはまた、19回のパスで13回に成功、150ヤードを投じてQBとしての初先発試合にしては十分な結果を残している。ベンガルズのルイスHCはレイブンズに敗戦後、NFLにおいてはQBがずっと走り続けることは不可能だとのコメントを残し、リーグ全体に向けて改めてその通念を思い起こさせていた。

長引く臀部(でんぶ)の負傷によってフラッコが21日の練習を欠席したことから、今週もジャクソンが先発QBを務める可能性は高いだろう。NFLネットワークのトム・ペリセロは週明けに、フラッコがアトランタ・ファルコンズとのシーズン第13戦まで欠場する必要もありそうだと報じていた。

ジャクソンが先発機会を得れば、レイダース戦に向けて調整を行うはずだ。ジャクソンは21日、ダウンを奪うことが必要であり、ベンガルズ戦のようなヒットは交わさなければならないことを理解していると記者に語っていた。しかし、たとえその危険性を指摘されようと、ジャクソンは自身の能力を最大限に生かす戦法を捨て去るつもりはなさそうだ。

ジャクソンはスポーツメディアの『The Athletic(ジ・アスレティック)』にこのように明かしている。

「(ベンガルズの選手たちが)“お前はケガをすることになる。それがNFLの世界だ”と言ってきたんだ。俺は笑っちゃったけどね」

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