クリーブランド・ブラウンズは現地25日（日）の試合で馴染みある人物と再会した。チームがシンシナティ・ベンガルズを相手に35対20で白星を飾った試合では、元ブラウンズのヘッドコーチ（HC）で、現在はベンガルズのディフェンスサイドでコーチングスタッフを務めるヒュー・ジャクソンの姿がサイドライン上にあったのだ。

キックオフ前には元チームメイトらと再会を果たすムードの良い場面もあっただけに、ブラウンズの元HCには試合中に起きた出来事を予想しようがなかっただろう。そのシーンは21対0でリードするブラウンズのセーフティ（S）ダマリアス・ランドールがベンガルズのクオーターバック（QB）アンディ・ダルトンのパスをインターセプトした際に見られた。

ナイスプレーを披露した直後のランドールが敵のエリアへと向かって行き、優しくそのボールをジャクソンへと渡したのだ。元指揮官はランドールがゆっくりと去って行った際に受け取ったボールをすぐさま地面に投げ捨てていた。

ジャクソンはシーズン第8週のピッツバーグ・スティーラーズ戦で敗れ、戦績を2勝5敗1分けとした後で解任されている。ブラウンズで過ごした過去2年強のシーズンを通じて3勝36敗1分けという散々な結果を残し、ジャクソンはクリーブランドの地を去って行った。

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