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ジャガーズRBフォーネットの申し立ては棄却、コルツ戦欠場が決定

2018年11月29日(木) 13:07


ジャクソンビル・ジャガーズのレナード・フォーネット【AP Photo/Stephen B. Morton】

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現地28日(水)、ジャクソンビル・ジャガーズのランニングバック(RB)レナード・フォーネットはNFLから言い渡された1試合の出場停止処分に対する申し立てを棄却され、今週末のインディアナポリス・コルツ戦に参加不可能となった。

25日のバッファロー・ビルズ戦でディフェンシブエンド(DE)シャック・ローソンに対する非スポーツマン的行為と不必要なラフプレーを行ったフォーネットに対して、1試合の出場停止処分が正式に執行された。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイケル・シグノラは『Twitter(ツイッター)』で「選手による申し立てを判断するための審議官としてNFLとNFL選手委員会が共同で任命したジェームス・スラッシュがフォーネットに対する1試合の出場停止処分を確定させた。フォーネットはチームが12月2日のコルツ戦を終えた翌12月3日(月)にアクティブロースター登録が可能となる」と伝えている。

ヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンは28日、記者に対して「非常に残念だ。私の責任でもある」とコメント。

第3クオーターで乱闘を起こしたフォーネットとビルズのDEローソンは、ビルズが24対21で勝利を収めた試合の途中で退場させられていた。この騒ぎはジャガーズのワイドレシーバー(WR)ドンテ・モンクリーフがビルズのゴールラインギリギリのところでキャッチしたボールが奪い合いとなったのが発展して起こったものだった。ビルズのコーナーバック(CB)リーバイ・ウォーラスがモンクリーフからボールを奪おうとする間に、両チームの選手が互いを突き飛ばし合って小競り合いが生まれた。退場処分を命じられたフォーネットとローソンの2人はフィールドを去った後のトンネル内でもいがみ合い、スタッフによって押さえつけられていた。

フォーネットは試合後、記者に対して次のように弁明している。

「仲間が攻撃され、そこで戦っていた。自分だって行く必要があるだろうし、自分自身を守る必要もあった。だが同時に、忘れてならないのはプロだということ。つまり、それはやってはいけなかったということだ。自分のことを尊敬し、見に来てくれた子供やファンのみんなに謝りたい。一番大きな問題はチームが負けてしまったこと。これは全部自分が悪い。責任は自分にある」

フォーネットは25日中に『Instagram(インスタグラム)』を通じて謝罪文も投稿していた。

次戦でフォーネットが不在となるため、チームはランディフェンスでリーグ13位にランクインするコルツを相手にカルロス・ハイドやT.J.イェルドンをフル稼働させるだろう。

フォーネットはシーズン第13週のコルツ戦には参加できないが、シーズン第14週のテネシー・タイタンズ戦には出場可能となる。

シーズンを通してハムストリングの負傷に悩まされていた今季のフォーネットが欠場するのはこれで7試合目だ。フォーネットはビルズ戦でキャリー18回、95ヤード、タッチダウン2回をマークして今季のベストパフォーマンスを披露し、出場した5試合の合計をキャリー90回、314ヤード、タッチダウン4回としていた。

【S】