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「復活の準備はできている」とテキサンズRBフォーマン

2018年11月30日(金) 12:04

ヒューストン・テキサンズのドンタ・フォーマン【AP Photo/Eric Christian Smith】

現在リーグの中でも最も熱いチームの1つであるヒューストン・テキサンズが来週からさらなる武器を手に入れるかもしれない。

現在8連勝と絶好調のテキサンズがReserve/PUP(リザーブPUP)リストに登録していたランニングバック(RB)のドンタ・フォーマンをアクティブ登録するかは現地12月6日(木)までに判断される。

フォーマン自身は試合復帰直後からチームに貢献できると自信を見せた。

『Houston Chronicle(ヒューストン・クロニクル)』によると、フォーマンは水曜日、「良い感覚だよ、本当にね。準備はできている。ずっと練習してきたんだ。爆発できると思うし、本当にキレがあるんだ。自分はもう万全な状態だ」と語っていたようだ。

2017年シーズンの第11週にアキレス腱を断裂したフォーマンは今年11月14日に練習を再開しており、チームがアクティブ登録するか、あるいは、PUPリストに戻すかどうかの3週間にわたる判断期間はそこからスタートしている。

ヘッドコーチ(HC)ビル・オブライエンはフォーマンが練習を再開した週の序盤に、フォーマンの状態は良くなっているものの、先シーズンのケガから完全に復活しているわけではないと述べていた。また、オブライエンHCはチームがフォーマンの健康状態については賢明な判断を下し、最終的な判断を下す前に熟考することになるだろうとも明かしていた。

昨シーズンにアキレス腱を断裂するまでに10試合で合計410ヤード(327ランヤード)とタッチダウン2回を記録していたフォーマンが不在のバックフィールドでは現在、ラマー・ミラーとアルフレッド・ブルーが活躍している。

デュアルスレットのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンが345ランヤードを積み上げる中、ミラーは157回のキャリーで773ランヤード、タッチダウン3回でチームをけん引し、ブルーは392ヤード、タッチダウン1回でチーム2位の活躍をしている。テキサンズのランゲームはシーズン第13週を前にリーグ全体4位(1試合平均136.5ヤード)にランクインしている。

ここにフォーマンの復帰が重なれば、すでに厚みのあるテキサンズ攻撃陣がさらにパワーアップすることは間違いないだろう。爆発力が再生しているとの自身のコメントから察するに、もうじきフォーマンがフィールドに戻って来ることが予想される。

今のフォーマンに残された仕事は、チームのポストシーズン進出に向けたさらなるひと押しとなるためにコーチングスタッフを納得させることだけだろう。

【S】