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レッドスキンズがキャパニックを起用する可能性は低いとグルーデンHC

2018年12月05日(水) 07:17


サンフランシスコ・49ersのコリン・キャパニック【AP Photo/Marcio Jose Sanchez, File】

ワシントン・レッドスキンズはシーズン第13週に対戦したフィラデルフィア・イーグルスとの試合で2人目の先発クオーターバック(QB)を足の骨折により失ったものの、QB不足に悩むチームがコリン・キャパニックと契約する可能性は低そうだ。

『The Washington Post(ワシントン・ポスト)』が報じたところによると、レッドスキンズのヘッドコーチ(HC)ジェイ・グルーデンは現地4日(火)、報道陣に選択肢として内々にキャパニックのことを話し合ったと明かしたが、「おそらく別の方向に進むことになるだろう」と続けたという。

また、「これが第1週ならば可能性は大きかっただろう」とも話したグルーデンはキャパニックのスキルセットが、シーズン終盤を迎えたレッドスキンズ攻撃陣との差が大きいとも指摘している。

イーグルス戦に先発したコルト・マッコイは試合前半に右足の腓骨(ひこつ)を骨折して退き、代わって出場したベテランのマーク・サンチェスは以降の試合でパス21回中13回を成功させて100ヤード、インターセプト1回を記録した。

もともと先発QBを務めたアレックス・スミスが先月に足の骨折で戦線離脱を余儀なくされ、1番手に昇格したマッコイのバックアップにまわったのがサンチェスであり、現在、レッドスキンズのロースターに登録されているQBはサンチェスのみだ。

レッドスキンズはEJ・マニュエル、ケレン・クレメンス、T.J.イエーツ、ジョシュ・ジョンソンらもワークアウトに呼んだが、最終的にサンチェスを起用している。

グルーデンによれば、マッコイは火曜日に骨折した足の手術を無事に終了しており、現時点で故障者リストに載せる予定はないと説明し、チームはマッコイが今シーズン中にももう一度、プレーできることを願っているのだと付け加えた。

キャパニックは2017年3月にサンフランシスコ・49ersとの契約が終了して以降、NFLチームとの契約に至っていない。

【C】