ブロンコスに大打撃、WRサンダースが故障で今季絶望
2018年12月06日(木) 10:17ポストシーズン進出へ向けてラストスパートをかけているデンバー・ブロンコスに大きな痛手が生じた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによると、ブロンコスのワイドレシーバー(WR)エマニュエル・サンダースが現地5日(水)の練習中にアキレス腱を断裂し、今季絶望となったようだ。今回の動向を最初に伝えたのは『ESPN』だった。
ヘッドコーチ(HC)のバンス・ジョセフは練習後、記者に対して「あまり良い感じの状態ではなかった」とコメントしている。ジョセフHCはケガについて詳細を語ることはなかったが、サンダースがMRI検査を受ける予定だとは明かしている。ジョセフHCはサンダースが先週からかかと付近に痛みを感じていたものの、水曜日の練習前には良くなっていたようだとも述べていた。
ジョセフHCは「今の時点でケガ人が多いチームはたくさんいる。今年も終盤であり、1シーズンの第4クオーターだ。ケガ人も出るはずさ。われわれはシンプルに、今週日曜日の試合に向けて準備し、臨むだけだ」と語った。
サンダースはチームトップとなる98回のターゲットで71キャッチ、868ヤード、タッチダウン4回を記録し、キャリア4度目となる1,000レシーブヤード超えを達成可能なペースで進んでいた。
ブロンコスも3連勝と波に乗り、この間のサンダースは15キャッチで161ヤード、タッチダウン1回を記録し、チームをプレーオフ進出圏内にとどめている。
シーズン最終戦のロサンゼルス・チャージャーズ戦を除いたブロンコスの残り試合は、サンフランシスコ・49ers、クリーブランド・ブラウンズ、オークランド・レイダースとの対戦であり、この3チームの戦績は合わせて8勝27敗1分けとなっている。
今のブロンコスにはパスゲームにおける調整が強いられており、新人WRコートランド・サットンとデイショーン・ハミルトンがより大きな役割を担う可能性もあるだろう。また、ブロンコスの53プレーヤーロースターにはティム・パトリックとリバー・クラクラフトも登録されており、さらには、練習生としてチャド・ハンセンもいる。
ブロンコスが現在抱えている故障中の選手はサンダースだけでない。コーナーバック(CB)クリス・ハリスはシーズン第13週に腓骨(ひこつ)を骨折したものの、もしチームがプレーオフ進出を果たした場合はプレーオフゲームには間に合う可能性もあるようだ。
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