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ベアーズQBトゥルビスキー、ラムズ戦の出場に自信

2018年12月06日(木) 13:09

シカゴ・ベアーズのミッチェル・トゥルビスキー【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

ミッチェル・トゥルビスキーがシカゴ・ベアーズ対ロサンゼルス・ラムズ戦への出場に自信を見せている。

ベアーズのエースクオーターバック(QB)トゥルビスキーがもうじき復活する予定だ。

現地5日(水)、トゥルビスキーはロサンゼルス・ラムズ戦に出場する予定だと明かし、『NFL Network(NFLネットワーク)』のステイシー・デールズに「そうだね、コーチに見せる必要がある。もう大丈夫だという自信があるんだ」と述べていた。

ヘッドコーチ(HC)マット・ナギーは肩に痛みを抱えた先発QBが2試合の欠場後に戻ってくると明言してはいなかったものの、楽観的な雰囲気は見せていた。コーチ陣はまず、トゥルビスキーがフィールド上でどの程度動けるかどうかの確認をしたいようだ。

ナギーHCは「ミッチェルならプレーできると強く感じてはいるが、もっと詳しく見てみたい。それに関しては問題ない。私はミッチェルを練習でプレーさせ、彼がボールを投げて他の選手たちを動かす姿を見たいんだ」と述べている。

ミネソタ・バイキングスに勝利したシーズン第11週、第4クオーターでポケットを逃げ出した際に相手セーフティ(S)のハリソン・スミスからレイトヒットを受けて投球側の肩を負傷したトゥルビスキーは5日の練習にフル参加した。

トゥルビスキーは「肩の感覚は良い。言われた程度の強さで投げることは可能だ。フィールドに出たら100%で行けるかどうかを確かめているだけ」と明かしている。

トゥルビスキー不在の間に先発を務めたチェイス・ダニエルはデトロイト・ライオンズ戦でベアーズを勝利に導き、ニューヨーク・ジャイアンツ戦ではオーバータイムの末に惜敗していた。ダニエルも悪くないベテランバックアップQBだが、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区のトップに立つベアーズはとしては、シーズンがより終盤になればなるほど、とりわけ今週末のロサンゼルス・ラムズ戦では、トゥルビスキーを先発に戻す必要があるだろう。

トゥルビスキーの復帰はベアーズにとって計り知れないほどの活力となるに違いない。プロ2年目のQBはナギーHCの下、ケガを負うまでは毎週のように進化を遂げてきた。トゥルビスキーのデュアルスレットの能力に加え、肩の強さや相手を欺(あざむく)ステップとなどはダニエルにはないものだ。

カリル・マックとアレン・ロビンソンの時もそうだったが、チームはトゥルビスキーをほぼ完全な状態に戻すために2週間は我慢した。

5日のトゥルビスキーは 100%の状態に“本当に近い”とコメントしている。

チームのエースQBが復帰間近となり、ベアーズには2010年シーズン以来となるポストシーズン進出に向けて最高に近い布陣が可能になるはずだ。

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