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手術後の感染症を患うレッドスキンズQBスミス

2018年12月07日(金) 11:36


ワシントン・レッドスキンズのアレックス・スミス【AP Photo/Alex Brandon】

不運にも、ワシントン・レッドスキンズのクオーターバック(QB)アレックス・スミスの身には今季絶望の原因となった足の骨折に加えて別のアクシデントが発生したようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地の情報筋の話を元に伝えたところによると、スミスは骨折した腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)の修復手術に関連した感染症を患い、現在も入院中とのことだ。

ラポポートはスミスのプレーキャリアについて憶測を始めるのは早すぎるとも述べ、ドクターらが感染症に慎重に対処していると強調した。

レッドスキンズは『Twitter(ツイッター)』で声明を公開し、「アレックス・スミスに代わり、われわれは11月18日のヒューストン・テキサンズ戦で発生したケガに対するすべてのお祈りやサポートに感謝している。今回の負傷は非常に深刻ではあるが、アレックスと彼のご家族は気丈に振舞っている。われわれは皆さんに対し、プライバシーを求めているスミス一家の意向を尊重するようにお願いを申し上げたい」と述べている。

ヘッドコーチ(HC)のジェイ・グルーデンは現地6日(木)の記者会見の際、「声明が全てを語っている。アレックスや夫人、ご両親から、このプロセスに関してはあまり詳細を語らないようお願いされている。彼らはプライバシーの尊重を希望しているんだ。私はその希望を通すつもりだ。適切な時期が来れば、アレックスはメディアに対して自分の口から語るだろうし、われわれはそこから始めるつもりだ」と語った。

カンザスシティ・チーフスとのトレードを通じて昨オフシーズンからレッドスキンズに移籍したスミスはワシントンの地ですぐさま先発QBの座をつかんだ。

シーズン第11週の第3クオーター序盤に足を負傷するまでのスミスは308回のパスを投じて205回の成功、2,180ヤード、タッチダウン10回、インターセプト5回を記録し、チームを6勝3敗という戦績に導いていた。

スミス不在で勝ち星から遠ざかったレッドスキンズは、バックアップQBコルト・マッコイもシーズン第13週に今季絶望となる足の骨折によって失っている。現在6勝6敗のチームはシーズン第14週以降をジャーニーマンことマーク・サンチェスとジョシュ・ジョンソンという2人のQBで戦うこととなる。

ラポポートはツイッターで「レッドスキンズQBアレックス・スミスについての追加情報:彼はいくつかの手順を経ている。現地の情報筋やマイク・ガラフォロが伝えたところによると、ドクターらは感染部分を取り除くために組織を摘出するとのことだ。スミスはプレーに関して楽観的な姿勢でこれに対処している。注目点:彼の病室はコルト・マッコイが1晩だけ泊まった病室の隣であった」と述べている。

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