ぞっとするような足のケガを負ったワシントン・レッドスキンズのクオーターバック（QB）アレックス・スミスが次にフィールド復帰を果たすまでには相当な時間を要するようだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地9日（日）朝に放送された“Good Morning Football Weekend（グッドモーニング・フットボール・ウィークエンド）”の中で、腓骨（ひこつ）と脛骨（けいこつ）を骨折し、現在も手術後の感染症のために入院中のスミスが2019年シーズンの開幕には間に合わない可能性を指摘していた。

「誰も、彼が絶対にまたフットボールをプレーできるとは言っていない。もちろんのこと、誰もが彼の復帰を願っているものの、スミスが2019年シーズンの開幕に間に合わないとするのがワシントン・レッドスキンズの現実だ。現在、レッドスキンズは少なくとも次のシーズン開幕前までにクオーターバックを見つける必要がある。フリーエージェント（FA）で獲得するのか、あるいは、ドラフトで指名するのかはまだ分かっていない」

プロ14年目を過ごしていたスミスは冷酷な現実に直面しており、今後については不穏な状況となっている。

ラポポートはまた、「残念ながら、アレックス・スミスはまだ病院内におり、まだ感染症と格闘中だ。アレックス・スミスには長い道のりが待っている」と述べていた。

代役としてコルト・マッコイがレッドスキンズのQBを務めていたが、マッコイもまた足を骨折し、急遽契約を交わしたマーク・サンチェスがマンデーナイトのフィラデルフィア・イーグルス戦でQBを務め、黒星を喫している。

先月18日に開催されたヒューストン・テキサンズ戦で負傷したスミスは、手術を受けて感染症を患った。

オフシーズン中にカンザスシティ・チーフスからレッドスキンズへと移籍したスミスはそのトレード後にレッドスキンズと4年9,400万ドル（約106億円）で契約を延長し、最大で5年合計1億1,100万ドル（約125億円）を手にすることになっていた。

レッドスキンズ1年目のスミスは10試合に出場し、2,180ヤード、タッチダウン10回を記録している。

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