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大ケガから2年、元テキサンズのOTニュートンがセインツと契約

2018年12月12日(水) 14:04


デレック・ニュートン【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

2年前、想像を絶する膝の故障を負ったデレック・ニュートンにはNFLでのキャリア終了さえもうわさされていた。現地11日(火)、そんなニュートンに正式に2度目のチャンスが与えられた。

ニュートンの代理人によると、2016年10月24日に開催されたヒューストン・テキサンズ対デンバー・ブロンコス戦で両方の膝蓋腱(しつがいけん)を断裂する重傷を負ったオフェンシブタックル(OT)のニュートンは、11日にニューオーリンズ・セインツと契約を結んだようだ。今回の契約はPUP(故障者リスト)に登録されたまま2017年シーズンをテキサンズで過ごした後、リリースされてからおよそ8カ月後の出来事だった。

身長約198cm、体重約143kgのOTは2011年のドラフトでテキサンズから全体214位指名を受けて以降、2016年シーズンまでは82試合中68試合で先発を務めていた。

セインツのオフェンシブライン(OL)ユニットにニュートンが加入することで、スーパーボウル出場を狙うチーム内のロッカールームにまた新たなリーダー的選手が増えることとなる。ニュートンがNFLで先発選手となれるかどうかは不明だが、フットボールのフィールドに再び復帰するということ自体が信じられないような話だ。

『Goal Line Football(ゴール・ライン・フットボール)』は『Twitter(ツイッター)』でニュートンの新たなキャリアを祝福している。

「セインツと2年契約を結んだデレック・ニュートンを盛大に祝福したい。両方の膝蓋腱を断裂してからの復帰とは本当に信じられない話だ。前代未聞のカムバック。ニュート、君を誇りに思うよ!#trulyblessed #faithfamilyfootball」

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