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タイタンズQBマリオタのケガは回復もDTケーシーがIR入り

2018年12月25日(火) 13:48


テネシー・タイタンズのマーカス・マリオタ【AP Photo/Mark Zaleski】

マーカス・マリオタのステータスはまだ不確かだが、良いニュースが入ってきている。どうやら、テネシー・タイタンズのクオーターバック(QB)の状態は良くなってきているようだ。

ヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルによると、チームが“刺すような痛み”だと表現していたマリオタのケガは回復している模様。ブラベルHCは現地24日(月)にもマリオタがある程度のワークに臨み、その後も練習できる状態であることを望んでいた。マリオタには日ごとの経過観察が必要とされている。

15日に開催されたワシントン・レッドスキンズ戦でチームは勝利を収めたが、ディフェンシブタックル(DT)ジョナサン・アレンによるサックを受けたマリオタは負傷のために後半をまるまる欠場した。当初は試合復帰をクエッショナブルとされていたマリオタだったが、結局試合に復帰することはなく、代わりに出場したブレイン・ギャバートが25対16で締めくくり、タイタンズを勝利へと導いた。

ギャバートはパス11回を投じて7回成功、101ヤードを記録したほか、ブーツレッグプレーによるパスをタイトエンド(TE)マイコール・プライットに投じ、チームにリードをもたらす1回のタッチダウンも決めていた。しかし、代役として十分な活躍を披露したとしても、よりスケールの大きなスキーム上ではギャバートよりも間違いなくマリオタの方が実力は上だ。一大決戦となる今週末のインディアナポリス・コルツ戦を前に、マリオタに関する動向に注目が集まっている。

一方で、タイタンズはほぼ間違いなくチームで最も重要なディフェンダーを失うことになる。15日の試合途中で負傷したDTジャーレル・ケーシー(膝)が24日に故障者リストに登録されたのだ。フィールドを去る際にも助けを必要とした彼が試合に復帰することはなかった。

プロボウルに選出されたケーシーはタイタンズのフロント7の中でも核となる存在で、ボールに対するすさまじく鋭い動きは相手オフェンシブラインにとって常に厄介な存在であった。ケーシーの離脱はチームにとって計り知れないほどの損失となるだろう。

これに付随した動きの中で、チームは第3のQBとしてオースティン・デイビスをロースターに登録。デイビスのロースター入りは今季2度目だ。また、タイタンズはラインバッカー(LB)ラトロイ・ルイスを練習生から昇格させている。

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