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元ドルフィンズHCゲイズがジェッツのHC職インタビューへ

2019年01月03日(木) 20:21


マイアミ・ドルフィンズのアダム・ゲイズ【AP Photo/Adrian Kraus】

ニューヨーク・ジェッツの次期ヘッドコーチ(HC)リストの中にアダム・ゲイズの名前が記載されている。

現地の情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが伝えたところによると、マイアミ・ドルフィンズ元HCのゲイズはジェッツのHC職に関するインタビューを受ける予定のようだ。ラポポートによると、ゲイズはすでにアリゾナ・カーディナルスのインタビューも受けているという。

現地12月31日(月)にドルフィンズHCを解任されたゲイズはフランチャイズの流れを必ず変化させることをCEOクリストファー・ジョンソンとジェネラルマネジャー(GM)マイク・マッカグナンに説得する必要があるだろうが、それと同時に、新人クオーターバック(QB)のサム・ダーノルドを真のフランチャイズQBへと育て上げることも約束しなくてはならないはずだ。

マッカグナンGMは31日、「われわれは(コーチの立候補者たちに)若きクオーターバックを育てる計画があることをまず確認したい」と明かしていた。

ドルフィンズに勤めていた際、ゲイズはQBライアン・タネヒルの成長、改善に難航していた。タネヒルはACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂して2017年シーズンをまるまる棒に振り、2018年シーズンには肩の負傷によって5試合を欠場した。タネヒルが健康の時でさえ、ドルフィンズのオフェンスが安定感を見せることはなく、時折り見られるビッグプレーを唯一の頼りとして今シーズンを送ってきた。ドルフィンズの1試合平均パスヤード数(181.3ヤード)はNFLで30位に沈み、チーム史上では2003年以来で最も低いシーズンとなった。

2012年から2013年にかけ、ゲイズはデンバー・ブロンコスのQBコーチや攻撃コーディネーター(OC)として、QBペイトン・マニングが自己ベストとなる成績を収めるシーズンを過ごすサポートをしていた。それでも、当時のマニングと今後のダーノルドとではキャリアの立ち位置が全く異なる。ダーノルドは2019年シーズンにプロ2年目となるのだ。

3シーズンを通じ、23勝25敗の戦績を残してマイアミを去ったゲイズ。3勝0敗と好スタートを切った2018年シーズンだったが、終わってみれば7勝9敗と負け越していた。

ジェッツのHC職に関するインタビューを受ける人物たちの中で著名なのはゲイズだけでない。元グリーンベイ・パッカーズのHCであるマイク・マッカーシーやカンザスシティ・チーフスのOCエリック・ビーニミー、USC(南カリフォルニア大学)のOCクリフ・キングズベリーらもジェッツのインタビューを受ける予定だ。同チームはまた、タンパベイ・バッカニアーズのOCトッド・モンケンとのインタビューも要求しているようだ。

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