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DTランキンズ故障のセインツがDTウォーカーを緊急補強

2019年01月16日(水) 09:42

タイラン・ウォーカー【AP Photo/David Richard】

現地20日(日)に開催されるロサンゼルス・ラムズとのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームを前に、ニューオリンズ・セインツがディフェンシブタックル(DT)シェルドン・ランキンズの代役として顔馴染みのある1人の選手を加入させた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地の情報筋の話を元に、セインツがフリーエージェント(FA)のDTタイラン・ウォーカーを獲得したと報じている。

ウォーカーは2012年にドラフト外でセインツに入団していた選手で、3年間を過ごしたセインツで3.5回のサックと28回のタックルを記録していた。デトロイト・ライオンズに移籍して2年が経過した後は2017年シーズンをラムズでプレーし、合計22回のタックルに1回のサック、4回のパスディフェンスという成績を残している。28歳のDTは昨オフシーズンにバッファロー・ビルズと契約していたものの、トレーニングキャンプ中にカットされ、そのままFAとなっていた。

2016年ドラフトの1巡目選手であるランキンズが先週末に開催されたフィラデルフィア・イーグルス戦でアキレス腱を断裂したため、セインツはインテリアのディフェンダーをもう1枚必要としていた。ラポポートによると、ランキンズは故障者リスト(IR)入りするようだ。

好調なセインツディフェンス陣の中心で抜群のパフォーマンスを披露してきたランキンズの故障で生じた巨大な穴が、FA選手によって埋まることはないだろう。ウォーカーはNFCの頂上決戦で、セインツのディフェンシブライン(DL)ローテーションの層にある程度の厚みを加えることとなる。

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