チーフスHCリード、「Sベリーにブランクは感じない」
2019年01月18日(金) 10:34
現在、リーグの中でも最も注目を集めている選手の1人であるカンザスシティ・チーフスのセーフティ(S)エリック・ベリーは、今週末に開催されるニューイングランド・ペイトリオッツとのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲーム出場に向けて前進している。
かかとの負傷によってディビジョナルラウンドのコルツ戦を欠場していたベリーだが、現地16日(水)にはフルで練習に参加し、その翌日の練習にも参加する予定となっている。
さらなる朗報として、チーフスはスターSの動きに好感触を得ているようだ。
17日、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードはベリーのブランクが不安要素であるかと問われた際に「彼はかなり良い状態に見えた。いつものエリック・ベリーらしい動きをしていたように思う」と答えていた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームズ・パーマーは『Twitter(ツイッター)』で「チーフスのディフェンシブタックル(DT)デリック・ナディはかかとを痛めていたエリック・ベリーが日曜日にはプレーできると見ている。そして、エリックがフィールドに戻ればチームはまったく別の守備陣になるとも語っていた。彼だけがこういった話をしているわけではない」と語っている。
今週序盤にベテランSのロン・パーカーをリリースしたことも、チーフスがベリーの出場可能性が高いと計算していることを示している。パーカーはベリーがかかとに痛みを抱える中、ロースターの層を厚くするため昨年9月にチーフスと契約を結び、2018年シーズンは14試合に先発(15試合に出場)していた。
ベリーがペイトリオッツ戦に出場することで意味を持ってくるのは、そのプレーメイキング能力だけではない。トム・ブレイディ率いる相手攻撃陣を封じるため、とりわけ、バックエンドでのカバレージに関してどのようなラインアップを組むかについてチームメイトとコミュニケーションを取る際、ベリーはディフェンス面での絶対的リーダーとして大きな役割を果たすだろう。
18日の故障者報告書の内容によって、ベリーが週末にプレー可能かどうかは判断できるだろう。ただし、今のところは問題なさそうだ。
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