QBマニングは2019年もジャイアンツに戻るだろうと代理人
2019年01月23日(水) 11:24クオーターバック(QB)イーライ・マニングの未来は2019年シーズンのニューヨーク・ジャイアンツにとって大きな疑問となったままだ。ジャイアンはマニングの代理人を務めるトム・コンドンと最終的な話し合いを行っておらず、果たしてチームはマニングに16年目のシーズンをともに過ごしてほしいのだろうか。
あまり公(おおやけ)の場で語ることのないコンドンだが、シニアボウルが開催されていた現地21日(月)には記者に対してチームとはまだ今後について話をしていないと明かしていた。コンドンはマニングが2019年シーズンもジャイアンツに戻って来るかどうか問われた際、「んー、そうだね。私はそう思う」と語っている。
フットボール界でも敏腕な代理人として知られるコンドンはジャイアンツがQBについてどのようなプランを立てているのかは分からないとも述べ、議論を行うにしても時期的にまだ早すぎると指摘していた。
コンドンは地方紙『New York Post(ニューヨーク・ポスト)』に「戻って来ることに彼は喜びを感じるだろう。1つのチームで良い経験をすることでできたのなら、多くの選手は自身のキャリア全体をそのチームだけで終えたいと思っている」とコメントしている。
ジャイアンツは38歳の司令塔にもう1年の機会を与えるのだろうか。あるいは、ドラフト上位で新人のQBを指名し、その引き換えとしてスーパーボウルMVPに2度輝いたQBに別れを告げるのか。ジェネラルマネジャー(GM)デーブ・ジェトルマンは、ポストシーズンのプレスカンファレンスでマニングについて問われた際に回答をはぐらかしていた。
ジャイアンツがマニングを引き戻すとすれば、ペイカットが行われる可能性が考えられる。ベテランQBは契約最終年に2,320万ドル(約25億円)のサラリーキャップヒットとなっている。チームはマニングをカットすることによって1,700万ドル(約18億6,000万円)を浮かすことも可能だ。ペイカットを実行する選択肢もあるジャイアンツだが、キャップの数字を減額するために短期間だけ契約を延長することも考えられる。しかしながら、1月下旬に入ったばかりの現時点でジャイアンツはまだ、QBの代理人とその可能性については議論していないようだ。
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