カウボーイズでの長期契約を望むDEローレンス
2019年01月24日(木) 11:58ダラス・カウボーイズの上級副社長であるスティーブン・ジョーンズはチームがデマーカス・ローレンスに対して長期契約を提示することに抵抗感はないと明かした。
現地23日(水)、プロボウル前の練習を楽しむ中、今年3月にフリーエージェント(FA)となるローレンスは『NFL.com』とのインタビューで契約状況についての議論を丁寧に断っていた。
しかしながら、ジョーンズ球団社長とチームがどのように考えているかについては興味があったようで、ローレンスは「自分もその長期契約を締結したいとは思っているよ。スティーブンには準備ができたらいつでも連絡してと伝えておいて。まぁ、彼はもう自分については分かっているはずさ」と述べていた。
2018年シーズンのローレンスはベースサラリー1,710万ドル(約18億7,000万円)のフランチャイズタグが付与された中でプレーし、2年連続の二桁サックとなるサック10.5回を記録してプロボウルにも選出されている。ローレンスのこのような活躍は、高額契約に関する議論をさらに活性化させる一方だ。
ローレンスは地方紙『The Dallas Morning News(ザ・ダラス・モーニング・ニュース)』に対してオフシーズン中に肩の手術を受けると伝えていたものの、そのケガはプロボウルを欠席するに足る理由とはならなかったようだ。
カウボーイズがローレンスについて大きな決断を下すまでにはかなりの猶予がある。リーグの新年度が開始するまではまだ1カ月半以上もあり、これがFA市場のオープンするタイミングとなるのだ。また、チームが熟考するだろう1つの選択肢の中には長期契約が滞った場合にもう1度フランチャイズタグを利用するというものもある。
『NFL.com』が現時点でローレンスをFA市場でトップパスラッシャーとランク付けしていることからも、ローレンスとカウボーイズの間に起こることが近々訪れる市場の価格帯に影響を及ぼすのは必至だろう。
ここ2シーズンを通じたローレンスの台頭があり、カウボーイズの守備陣はリーグのエリートクラス入りを果たしている。チームがローレンスを手放したくないのも当然だと言えよう。
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