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今季限りで引退の可能性は「ゼロ」と、ペイトリオッツQBブレイディ

2019年01月28日(月) 12:01

ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/David J. Phillip】

41歳のトム・ブレイディが再びスーパーボウルのフィールドに立つ。ニューイングランド・ペイトリオッツのクォーターバック(QB)であるブレイディに関するとある質問に関しては、もはやその答えは明確となっている。

“第53回スーパーボウルの後にブレイディが引退する可能性はあるのか”

ブレイディは現地27日(日)に放送された『ESPN』とのインタビューで「ゼロだね」と答えていた。

年齢による老いと向き合いながらもあと数年間のプレーを望むブレイディは『Facebook(フェイスブック)』のドキュメンタリー番組で自身のオフシーズン中の生活を公開してきた。ブレイディが40歳の誕生日を迎えた際、その年齢は容赦なく議論の中心となっていた。ブレイディが実際に引退する日まで、同様の質問が投げかけられるに違いない。

ブレット・ファーブについてご記憶だろうか。ファーブとの違いを挙げるとするならば、ブレイディは現在の年齢でもオールプロに近いレベルで活躍し、健康だということだろう。もちろん、ブレイディもときおり露骨なスローミスを見せる時があり、彼のロングパスがチームを第53回スーパーボウルへと導いたわけではない。それでも、スーパーボウル史上最大の逆転劇の主役を演じてから2年後、ブレイディは3年連続出場となるスーパーボウルで再びリングを狙っている。

今季のブレイディも例年とさほど変わらない成績を残しており、パス570回中374回の成功、4,355ヤード、タッチダウン29回、インターセプト11回、パサーレーティング97.7を記録していた。どのカテゴリーにおいても急落した数値はなく、ペイトリオッツにはまだブレイディの後継者となる人物はいない。ブレイディに引退を急かす理由が現時点ではないのだ。

今年の8月で42歳となるブレイディ。今週末のスーパーボウルで新たな指輪(6つ目)を手にすることとなれば、史上最高のクオーターバック(QB)として謳われるブレイディの伝説にはさらなる箔が付く。自身が引退を決めるまで、ブレイディは年齢に関係なくプレーを続けるはずだ。

一体いつ、ブレイディはフィールドから姿を消すのか。1つだけはっきりしているのは、それが2月4日ではないことだけだ。

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