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【第53回スーパーボウル】古豪ペイトリオッツと若さあふれるラムズが対決、結果やいかに!

2019年02月04日(月) 12:18

ロサンゼルス・ラムズのグレッグ・ズアーレイン【AP Photo/Morry Gash】

現地3日(日)、ジョージア州アトランタにあるメルセデス・ベンツ・スタジアムにて第53回スーパーボウルが開催され、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)覇者のニューイングランド・ペイトリオッツと、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)王者のロサンゼルス・ラムズが対戦した。

3年連続9度目の出場となるペイトリオッツの攻撃で始まった試合はクオーターバック(QB)トム・ブレイディが放ったパスをラムズのラインバッカー(LB)コリー・リトルトンがインターセプトしてターンオーバーに持ち込んだが、ラムズ攻撃陣は得点につなげられず。ペイトリオッツはさらにフィールドゴール失敗のミスがあり、第1クオーターは両チームとも無得点に終わったものの、第2クオーターに入ってペイトリオッツがフィールドゴールで先制点を挙げた。ただ、前半の得点はペイトリオッツのフィールドゴールにとどまり、攻撃がうまく噛み合わないラムズは無得点のまま後半に突入している。

ハーフタイムを挟んでなお、どちらの攻撃陣も攻め手に欠いた状態が続く。それぞれのディフェンス陣が好パフォーマンスを見せているため、得点圏に進めないドライブも多いが、第3クオーター終盤にラムズのキッカー(K)グレッグ・ズアーレインが53ヤードのフィールドゴールを成功させて同点に追いついた。

しかしながら、最終クオーターを迎えて古豪ペイトリオッツが猛攻に入る。QBブレイディがタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーやワイドレシーバー(WR)ジュリアン・エデルマン、ランニングバック(RB)レックス・バークヘッドらにパスをつないで敵陣に進入。グロンコウスキーが29ヤードパスを見事にキャッチしてレッドゾーンに突入した直後、RBソニー・ミシェルが最後の1ヤードを押し込んでタッチダウンを決めた。

ようやくリズムをつかみ始めたペイトリオッツ攻撃陣はターンオーバーにつなげた守備陣の奮闘に応え、敵陣24ヤード地点に進んだ後、確実にフィールドゴールで追加点を得た。残り1分強となった試合はラムズの攻撃に移るも、10点差をひっくり返すには時間があまり残されていない。なんとかペイトリオッツ陣地に進んでフィールドゴールを狙ったが、成功できずに万事休す。結局、ペイトリオッツが13対3で勝利を手に入れている。

第51回スーパーボウル以来、2年ぶりにヴィンス・ロンバルディー・トロフィーを掲げたペイトリオッツ。QBブレイディにとっては通算6回目のスーパーボウル制覇だ。

ペイトリオッツQBブレイディはパス35回を投げて21回成功、262ヤード、1タッチダウン、インターセプトは1回だった。

ラムズのQBジャレッド・ゴフはパス38回中19回を通して229ヤード、タッチダウンはなく、インターセプトはブレイディと同じく1回をマークしている。

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