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テキサンズTEコーチのティム・ケリーがOCに昇格

2019年02月06日(水) 11:41

ヒューストン・テキサンズのヘルメット【AP Photo/David J. Phillip】

ヒューストン・テキサンズが2016年シーズン以来となる攻撃コーディネーター(OC)をチームに置く。

現地5日(火)午後、コーチングスタッフ陣の入れ替えを大々的に行ったテキサンズがタイトエンド(TE)コーチを務めていたティム・ケリーをOCに昇格させる旨を明らかにした。

テキサンズで最後にOCを務めたのはジョージ・ゴッドシーで、それは2016年のことだった。ヘッドコーチ(HC)ビル・オブライエンが実質的なOCを務めてきたここ2年の間に、クオーターバック(QB)デショーン・ワトソンが32試合中22試合で先発し、1試合平均は341.3ヤード、23.1得点を記録している。

ケリーはテキサンズで6年目のシーズンを迎える。2017年にTEコーチとなったケリーはそれ以前にオフェンシブクオリティコントロールコーチを務めていた。2012年から2013年にかけてはオブライエンHCのいたペンシルベニア州立大学でアシスタントを務めた経歴もある。

この動きに加え、テキサンズは先週にショーン・ライアンがデトロイト・ライオンズのコーチングスタッフに加入した流れを受けて、元シアトル・シーホークスのアシスタントコーチであるカール・スミスを新クオーターバック(QB)コーチに起用した。

また、元テキサンズのT.J.イエーツとブライアン・クッシングがそれぞれ攻撃アシスタントとストレングス&コンディショニングアシスタントとしてチームに加わっている。

7年間で選手キャリアの終わりを迎えたイエーツは、テキサンズに在籍した3年間を通じて10試合に出場していた。一方のクッシングは9年間のプロキャリアを通じ、テキサンズで13.5回のサックを記録。2018年に引退を決意したクッシングは2017年シーズンにNFL規定に違反するPED(運動能力向上薬物)使用によって10試合の出場停止処分を受けていた。なお、この処分はクッシングにとって2回目だった。

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