スティーラーズWRブラウン、「動き出し、前に進む時が来た」
2019年02月13日(水) 10:28現在のところ、アントニオ・ブラウンはまだピッツバーグ・スティーラーズの一員である。
スティーラーズで9年間を過ごしてきたスターワイドレシーバー(WR)のブラウンは『Twitter(ツイッター)』を通じ、スティーラーズネーションに別れの言葉を告げていた。その中で投稿された動画はピッツバーグでのブラウンのハイライトシーンを集めたもので、BGMとしてリル・ウージー・ヴァートの“Do What I Want(したいことをしろ)”という曲がセットされている。
Thank you SteelerNation for a big 9 years…time to move on and forward……….✌🏽 #NewDemands pic.twitter.com/fbIoFNdqK4
— Antonio Brown (@AB84) 2019年2月12日
「大きな9年間をありがとう、スティーラーズネーション・・・動き出す時、そして、前に進む時が来た・・・#NewDemands」
このメッセージからはブラウンにスティーラーズと和解する意思がないことが読み取れる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはツイッターで「アントニオ・ブラウンのあの歌は何を意味しているのだろうか? 今のところ目新しい動きはない。情報筋によれば、スティーラーズのWRはトレードを要求して新たなスタートを希求しているとのことだが、チームはその要求をまだ聞き入れていない」と述べている。
スティーラーズは今季最終週の練習に参加しなかったブラウンをシンシナティ・ベンガルズとのシーズン第17週に出場させなかった。
それ以降、チームは繰り返しブラウンとはコンタクトを取っていないことを明かしていた。
先月、スティーラーズの球団社長アート・ルーニー二世はチームがスーパースターWRのトレードも考慮しており、和解は難しい雰囲気だとほのめかしていた。
ブラウンの最新の投稿が示すのは、スティーラーズとの和解には関心がないということだ。ブラウンはフットボールワールドをさまよいだすのだろうか。いずれにせよ、ピッツバーグでのドラマが終わりを迎えるのはしばらく先の話となりそうだ。
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