シンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ（HC）ザック・テイラーが自軍のディフェンス陣をコーディネートする“適切な人物”をようやく見つけたかもしれない。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロとマイク・ガラフォロは現地19日（火）、ベンガルズがニューヨーク・ジャイアンツのディフェンシブバック（DB）コーチのルー・アナルモと空きのある守備コーディネーター（DC）ポジションに関するインタビューを行う予定だと報じた。アナルモは現在、ベンガルズがDC候補の筆頭候補として考えている人物のようだ。

52歳のアナルモにはテイラーと共に一時期を過ごした経験がある。両者は2012年から2015年にかけてコーチングスタッフとしてマイアミ・ドルフィンズに所属していた。アナルモは臨時でDCを務めた2015年シーズン以外、NFLではDBコーチだけを務めてきた。

攻撃的思考を持つテイラー率いるベンガルズはDCとなる人物を入念に探してきた。ベテランのジャック・デル・リオやドム・ケイパース、バンス・ジョセフなどにも触手は伸ばしたものの、最終的な合意には至らなかった。ニューオーリンズ・セインツはチームが擁するDBコーチのアーロン・グレンに面談さえも許可せず、オハイオ州立大学のDCジェフ・ハフリーやフロリダ大学のDCトッド・グランサムはそれぞれカレッジでのポジションに留まるという決断を下していた。

19日のインタビューによって、この長い物語にはようやくピリオドが打たれるかもしれない。

アナルモはリーグの中でも尊敬を集めるアシスタントコーチだ。守備全体を回した経験はほとんどないものの、HC就任1年目のタイラーとのコンビネーションがマービン・ルイスの安定した長期政権終了後のチームにダイナミックさをもたらすはずだ。

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