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レイブンズがWRクラブツリーを1年でリリース

2019年02月26日(火) 09:59

ボルティモア・レイブンズのマイケル・クラブツリー【AP Photo/Nick Wass】

ボルティモア・レイブンズは現在、新攻撃コーディネーター(OC)グレッグ・ローマンのスキームに新たなワイドレシーバー(WR)を必要としている。

現地25日(月)、レイブンズはベテランWRのマイケル・クラブツリーをリリースしたと発表した。このニュースを最初に報じたのは『ESPN』だった。

2019年にベースサラリー500万ドル(約5億5,500万円)を受け取る予定だったクラブツリーは、2018年3月に3年2,100万ドル(約23億3,000万円)の契約を交わしていたものの、わずか1年の滞在でボルティモアを去ることになる。31歳のWRはレイブンズがジョン・ブラウンやウィリー・スニードらを獲得したオフシーズン中のWR陣強化戦略の一環としてこの地へときていた。

しかしながら、クラブツリーの成績はチームトップレシーバーとしての地位を守れるほどのものではなく、16試合に先発して54キャッチ、607ヤード、ターゲット100回でタッチダウン3回、キャッチ率はキャリア最低となる54%を記録している。

2009年ドラフトでサンフランシスコ・49ersから指名を受けたクラブツリーはプロ入りから数えて4チーム目となる所属先を追い求めることになる。49ersで6年を過ごし、オークランド・レイダースで3年を過ごした後でクラブツリーは昨年からレイブンズに加入していた。

レイブンズはクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンのパスゲームにおいて新たな武器を必要としている。クラブツリー以外の動きとしては、ブラウンが現地3月13日(水)から非制限フリーエージェント(FA)となる予定だ。

【S】