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レイダースの2019年の本拠地がようやく確定へ

2019年02月26日(火) 11:21

オークランド・レイダース【AP Photo/John Hefti】

不確かな時期を経た後、2019年のオークランド・レイダースにようやく本拠地ができる。そして、それは馴染みのある場所となるようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地の情報筋の話を元に、2020年からラスベガスへ移転する予定のレイダースとオークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム当局が、2019年シーズンもこのスタジアムでプレーするという事前合意に達したようだと伝えた。ラポポートによると、両者は現地27日(水)までに正式合意に達することを希望しているという。

コロシアム当局のスコット・マキベンはラポポートに対し、「われわれはもうじきそうなると楽観視している。結論にまで持っていくことができるはずだ」と明かしている。

両サイドは今週の金曜日、または、来週の火曜日に行われるコロシアム当局の委員会による投票までに詳細を詰めようと取り組んでいる。これにはラスベガスのスタジアムが完成しなかった場合に備えた2020年シーズンの使用に関するオプションの投票も含まれているようだ。次なるステップは3月15日に行われる市議会の投票で、その後はフェニックスで3月24日から27日にかけて開催される年次リーグミーティングで承認を得られるかどうかとなっている。2020年シーズンのためのチームのオプションは来年の4月1日までには行使される必要がある。

25日の大筋合意はNFLにとって良いタイミングだった。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは第53回スーパーボウル期間中、スケジューリングの問題上、レイダースには早くプレー拠点の問題を解決してもらいたいと述べていた。

それでも、グッデルコミッショナーは2019年にレイダースがオークランドでプレーするというマーク・デイビスオーナーの願いに対しては聞く姿勢を保ってきた。今回の合意はオークランドでのハッピーエンディングを確実にし、チームがオークランドを離れる前に、ファンたちには別れを伝えるチャンスが与えられるだろう。

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