ニュース

ラムズLTウィットワースが2019年もプレー継続を宣言

2019年02月27日(水) 12:02

ロサンゼルス・ラムズのアンドリュー・ウィットワース【AP Photo/Gregory Payan】

ロサンゼルス・ラムズのアンドリュー・ウィットワースは少なくとももう1シーズンは引退を先延ばしにするようだ。

37歳のレフトタックル(LT)アンドリュー・ウィットワースは現地26日(火)、2019年シーズンも現役を続行し、ラムズとの残りの契約をまっとうすることを『Twitter(ツイッター)』で発表した。

「“港の船は安全だが、船は本来そのために作られたわけではない”―ジョン・A・シェッド また仲間と一緒に船乗りする機会が待ち遠しい! #keepmovingforward #squadup#letsride」

第53回スーパーボウルの前後、ウィットワースは公(おおやけ)にオフシーズン中には引退について熟考するための時間が必要になると語っていた。

スーパーボウル直後のウィットワースは「分からない。ロッカールームでは何人かがそんなこと言わないでくれと言ってくれた。だから、まぁね、まだ分からない。本当にだ。まだプレーが大好きだし、良い感覚もある。高いレベルでプレーできるとも思っている。じきに分かるだろう。オフシーズンに入ってからフランチャイズにとって何がベストか、自分にとって何がベストかを考えてみたい。その後に何が起こるかはそのうち分かるだろう」と述べている。

ウィットワースは26日、現役を続けることがベストであり、初となるスーパーボウル制覇の夢を追うと決心したようだ。

ウィットワースの現役続行はラムズにとって大きな意味がある。今やラムズはLTとしてオールプロレベルでプレーするウィットワースの代役を探す必要がなくなったのだ。これはまた、チームがフリーエージェント(FA)となるレフトガード(LG)ロジャー・サフォルドや契約最終年に突入するセンター(C)ジョン・サリバンらとの再契約やなくなった場合の代役探しといった問題に集中することを可能にさせている。

ウィットワースのベースサラリーは1,030万ドル(約11億4,000万円)で、来月17日にロースターボーナスとして500,000ドル(5,500万円)を受け取ることにもなっている。

わずか3週間前にはフットボールフィールドから姿を消すことも考えていた男が今再び、フットボールの頂点に向かって歩み出すと心を決めたのだ。

ラムズはウィットワースの現役続行の喜びをツイッターでこう表現している。

「この雰囲気だ」

【S】