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2019年のフランチャイズタグ1番手は49ersのKゴールド

2019年02月27日(水) 12:22

サンフランシスコ・49ersのロビー・ゴールド【AP Photo/John Hefti】

キッカー(K)ロビー・ゴールドとシカゴ・ベアーズの再会は破談となった。

サンフランシスコ・49ersが現地26日(火)、ゴールドにフランチャイズタグを貼り付けた。サンフランシスコで2年間にわたって平均200万ドルでプレーしてきたゴールドはタグの下、2019年は約500万ドル(約5億5,000万円)でプレーする。これにより、ゴールドはリーグトップの高額契約を結ぶボルティモア・レイブンズのKジャスティン・タッカーに次ぐ高給なKとなる。

49ersが2019年にフランチャイズタグを使用した初のチームとなった。

36歳のKはここ2年間、49ersにとってエース的存在となり、75回のフィールドゴールアテンプトで72回の成功を収めてきた。2018年シーズンのフィールドゴール成功率は97.1%で、これはリーグトップとなる数字だ。ベアーズの得点ランキング史上1位となっているゴールドは、2016年シーズンを前に11年を過ごしたフランチャイズからリリースされていた。

つい先週末まで、そんなゴールドが現在Kを切望しているベアーズに復帰するのではないかとの話が持ち上がっていた。

『Associated Press(AP通信)』によるとゴールドは「一度ベアーとなったら一生ベアーだ。本気でそう言っているんだ。自分の人生のうちの11年間を過ごしたすばらしいオーガニゼーションだ。シカゴという街やチームを通して本当に良い人間関係を構築することができた。それはニューヨークでも、サンフランシスコでも同じこと。何が起こるかって? 自分には分からないよ」と述べていてようだ。

ゴールドは今、その答えを知っているに違いない。ベイエリアで大金を発掘したゴールドが、そのまま少なくともあと一年はそこに留まる決意をしたというところだろう。

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