ブロンコス、WRサンダースらのオプション行使へ
2019年02月28日(木) 10:59デンバー・ブロンコスが生産性の高い2人の選手をチームのロースター内にとどめる動きを取っている。
ジェネラルマネジャー(GM)のジョン・エルウェイはNFLスカウティングコンバインの開催地で、チームがワイドレシーバー(WR)エマニュエル・サンダースとディフェンシブエンド(DE)デレク・ウルフに関する2019年の契約オプションを行使する予定であると明かした。
エルウェイGMは「彼らは良いフットボールプレーヤーだ。だからこそわれわれは行使することを考えている。どちらも異なった状況ではあるが、われわれは両者共に行使する予定だ」と述べていた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが先週、ブロンコスは2019年もサンダースをキープする意向だと報じていたこともあり、彼に関する今回の動きに驚きはなかった。
2018年シーズンは71キャッチ、868ヤードを記録してチームのトップレシーバーとなっていたサンダースは今後も、コートランド・サットン、デイショーン・ハミルトン、ティム・パトリックと共におそらく先発クオーターバック(QB)を務めるジョー・フラッコにとってのトップWRとしてプレーすることになる。
ボルティモア・レイブンズからフラッコを獲得するトレードに関し、ブロンコスはリーグ新年度が開始する来月13日(現地水曜日)までは公(おおやけ)にコメントすることができない。フラッコの加入でQBポジションが洗練される可能性は高く、エルウェイGMは2018年に2年契約を締結したケイス・キーナムがデンバーに居残り続けるかどうかは不明だともコメントしていた。
「まだ分からない。会ったときにケイスには伝えたが、異なる選択肢があり、彼とはこれから取り組んでいくつもりだ。ケイスにはそれについて考える時間を与えたい。だからこそ、われわれは改めてケイスに照準を絞り、彼の状況を把握していく。まずはそこからだ」
その一方で、ブロンコスはまた、安定したパフォーマンスで守備陣を活性化させているウルフもチームにキープする予定のようだ。
ブロンコスで7シーズンを過ごしてきたウルフは先シーズンも全16試合で先発出場を果たし、合計タックル43回、サック1.5回、インターセプト1回、パスディフェンス6回を記録していた。ブロンコスでのキャリアを通じ、ウルフはこれまでに26回のサックを積み上げている。
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