でん部手術のコルツTEドイルはOTAを欠席も
2019年02月28日(木) 16:05ジャック・ドイルとインディアナポリス・コルツは最悪な流れは過ぎ去ったものだと願ってる。
コルツのジェネラルマネジャー(GM)クリス・バラードは現地27日(水)、NFLスカウティングコンバインの会場で記者に対し、プロボウラーのタイトエンド(TE)ドイルが先日に臀部(でん部)の手術を受けたと明かし、トレーニングキャンプ前までには復帰するだろうと明かしていた。
チームの公式サイトによると、バラードGMは「手術が成功し、ジャックは順調にリハビリを始めている。私の推測からすると、おそらく彼はOTA(チーム合同練習)には参加しないだろう。つまりは、ジャックがベテラン選手だということもある。彼を信頼しているということ。彼なら全力で復帰に向けて取り組んでくれるという信頼がそこにはある。そして、われわれはトレーニングキャンプ開始時に彼が戻って来ることを望んでいる」と語っていたようだ。
ドイルの2018年シーズンを考慮すると、順調な術後の経過を迎えていると言えよう。80キャッチを記録したシーズンの後、2018年シーズンが始まってすぐの第2週(ワシントン・レッドスキンズ戦)に臀部を負傷したドイルはその後の5試合の離脱を余儀なくされた。数週間後のマイアミ・ドルフィンズ戦から復帰したドイルだったが、今度は強烈なヒットによって腎臓を負傷し、そのまま手術となって残りの試合は欠場するはめになった。
2018年シーズンのドイルは6試合に出場し、26レシーブ、245ヤード、タッチダウン2回しか記録できなかった。6年間のプロキャリアを通じてドイルが15試合以上の試合に出場しなかったのは2018年シーズンが初めてだった。
レギュラーシーズンの最後、ドイルは記者に対して「ケガするのはしんどいし、試合に出れないのはつらい。ただ、運の悪い1年だっただけさ。健康に関してはかなり恵まれている方だからね。新たな課題が訪れている。より強くなり、よりうまくなって戻ってきたい」と語っていた。
バラードGMは、ドイルの腎臓の負傷はすでに治癒しており、「良い状態だ」とも語っていた。
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