パンサーズHCリベラ、「FAでのQB獲得は考えていない」
2019年03月01日(金) 12:55司令塔のキャム・ニュートンがリハビリを行う中、カロライナ・パンサーズはフリーエージェント(FA)で先発が可能なクオーターバック(QB)の獲得を目指す筆頭チームであると見られていた。
しかしながら、ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラはカイル・アレンとテイラー・ハイネケの2人でニュートンのカバーは充分可能だと見ており、FAで他のQB獲得を目指すことはないようだ。
リベラHCは現地28日(木)、記者に対して「われわれはQBポジションに関し、今のままでも喜びを感じている。このチームにはすでにテイラーとカイルがいるので充分満足している。両選手はその能力の高さを見せてくれたと思っている。わがチームがもし何かするとすれば、それはドラフトでのことになる。将来的にそのポジションを発展させることは重要だ。だが、われわれは今ここにいる2選手に手ごたえを感じている」と語っていた。
ニュートンが先シーズンの第15週で離脱した後、ハイネケとアレンがそれぞれ1試合ずつ先発を務めた。アレンが契約更新の年を迎える一方で、ハイネケは新リーグが開始となる来月13日(水)に非制限FAとなる。
リベラHCのコメントが、先日NFLとのこじれた関係性を修復した元サンフランシスコ・49ersのQBコリン・キャパニック獲得に動きだすのではないかという憶測を反故にしている。
リベラHCはまた、肩の手術を受けたニュートンのリハビリがスケジュール通りに進んでいることも明かしていた。
リベラHCは「進捗は非常にかんばしい。キャムは彼のワークアウトをすべてこなしてきている。それを知っていれば、この先に関しても自信が湧いてくるはずだ」と述べていた。
ニュートンは先月24日に関節鏡視下(かんせつきょうしか)手術を受けていた。
パンサーズ関連のその他のニュースとしてリベラHCは記者に対し、ベテランタイトエンド(TE)グレッグ・オルセンが2019年もプレーを続行する意志を伝えてきたと明かしている。
もうじき34歳になるオルセンには現在までに2つの放送局から解説者の仕事がオファーされたと報じられているが、2020年までパンサーズの契約下にいる。
故障に泣かされることの多いオルセンはここ2シーズンを通じて16試合に欠場している。
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