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SSコリンズが6年約93億円でレッドスキンズへ

2019年03月12日(火) 11:35

ニューヨーク・ジャイアンツのランドン・コリンズ【AP Photo/Chris Szagol】

ニューヨーク・ジャイアンツは彼らの元ストロングセーフティ(SS)をシーズン中に2度も見ることとなりそうだ。

現地11日(月)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地の情報筋を元に、ワシントン・レッドスキンズがランドン・コリンズを6年8,400万ドル(約93億5,000万円)で獲得する意向だと報じた。また、ラポポートによれば、この契約では4,500万ドル(約50億円)の支払いが最初の3年に保証されているとのことだ。

25歳のコリンズはオープン市場に登場するトップクラスのSとして広く認識されており、『NFL.com』による“2019年フリーエージェント(FA)トップ101”の中では5位にランクインしていた。

アラバマ大学出身のコリンズはジャイアンツからドラフト2巡目で指名を受けてプロ入りして以降、過去4シーズンにわたってハイレベルなパフォーマンスを披露している。

身長約180cm、体重約101kgのコリンズは2015年シーズン以降で唯一400回以上のタックルと30回以上のパスディフェンスを記録している選手であり、さらには、過去4シーズンを通じて毎回95回以上のタックルを記録しているリーグ唯一のSとなっている。

フリーセーフティ(FS)ハハ・クリントン・ディックスがFA市場にいる中、レッドスキンズが2016年にファーストチームのオールプロに選出され、プロボウルにも通算3度選出されたコリンズを獲得することは、仮にクリントン・ディックスをチームに引き留めることができなかった場合においても安心材料となる。当然ながら、SSではあるものの、コリンズの存在感は昨シーズンに総合17位だったユニットを即座に改善へと導くだろう。

おそらく、じきにチームメイトとなるディフェンシブバック(DB)ジョシュ・ノーマンがこの合意報道を好意的に受け止めている一方、ジャイアンツのジェネラルマネジャー(GM)デーブ・ジェトルマンにとっては手痛い動きとなったに違いない。

このコリンズとレッドスキンズの贅沢な契約は、13日水曜日の16時(ET/東部標準時間)まで確定できない。

先陣を切ったコリンズが上々な契約を手中に収めることもあり、残るアール・トーマス、タイラン・マシュー、ラマーカス・ジョナーなど、その他の選手たちも甘い蜜を吸う可能性は高そうだ。

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