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ジェッツが元バイキングスのOLBバーを獲得へ

2019年03月12日(火) 15:42

ミネソタ・バイキングスのアンソニー・バーとニューオーリンズ・セインツのテロン・アームステッド【AP Photo/Jim Mone】

“グリーン・ギャング”ことニューヨーク・ジェッツが新たなパスラッシャーを手に入れる。

現地11日(月)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはジェッツが元ミネソタ・バイキングスのアウトサイドラインバッカー(OLB)であるアンソニー・バーと契約を交わす予定だと伝えた。この動きを最初に報じたの『ESPN』である。

『NFL.com』によるフリーエージェント(FA)選手のランキングでは6位に選ばれていたバーが、ここ数年にかけてジェッツが悩んできたパスラッシュのプレッシャー不足を解消しくれるかもしれない。

“ツイン・シティー”を擁するミネソタを飛び出したバーは、他チームのフロントセブンのメンバーが立て続けに大型契約に合意する姿を目の当たりにしている。2014年にバイキングスから全体9位で指名を受けたバーはこれまでに4度プロボウルに選出されたプレーヤーであり、過去5シーズンを通じて71試合に出場し、ファンブルフォースド7回、サック13.5回を積み上げてきた。

ジェッツはせわしない月曜日を過ごしている。チームは現在、スロットレシーバーのジェイミソン・クラウダーとワイドレシーバー(WR)/スペシャルチーマーのジョシュ・ベラミーとの契約も合意間近だ。

2018年シーズンには3回のサックを記録したバーだが、ジェッツ加入後にはよりパスラッシュに重点を置いた役割が任されそうだ。ジェッツはクオーターバック(QB)サム・ダーノルドの周囲を固めることに加え、守備面での強化も必須となっている。ラポポートによると、課題が山積みのジェッツが今度は元ボルティモア・レイブンズのラインバッカー(LB)C.J.モズリーの獲得に動き出す可能性もあると指摘している。

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