LBヒックスはカーディナルスと4年契約へ
2019年03月13日(水) 13:54アリゾナ・カーディナルスは新たなラインバッカー(LB)を手に入れて守備陣の強化を図るようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは元フィラデルフィア・イーグルスのLBジョーダン・ヒックスがカーディナルスと4年3,600万ドル(約40億円)の契約を結ぶ予定だと報じた。この契約にはサインボーナスの1,200万ドル(約13億3,000万円)が含まれ、保証は2,000万ドル(約22億2,000万円)となっているとのこと。
スリーダウンLBのヒックスがカーディナルスに移籍した場合、チームの守備陣はすぐさまアップグレードするだろう。26歳のLBは身体能力抜群のタックラーであり、インサイドのLBスポットからリーグトップクラスのカバーマンとしてフィールド全体を走り回ることが可能だ。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によると、先シーズンのヒックスはタックルを5回しかミスしていなかったようだ。そんなヒックスのタックル能力はアリゾナの地で大歓迎されるだろう。
2017年にはアキレス腱を断裂したものの、2018年に復帰したヒックスは12試合に出場し、タックル91回、パスディフェンス5回、サック3回を記録していた。
パスが好まれる現在のリーグで、ヒックスの卓越したカバレージ能力は即座にカーディナルス1年目のバンス・ジョセフ率いる守備陣を手助けしてくれるはずだ。
プロでの4年を通してヒックスが全16試合に出場したシーズンは1シーズンのみだが、状態が良好なヒックスであれば展開を左右するプレーヤーとなり、ミドルディフェンスのスター選手として大金を手にすることもできよう。
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