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ペイトリオッツからまた離脱者、WRパターソンはNFC北地区のベアーズへ

2019年03月13日(水) 13:59

ニューイングランド・ペイトリオッツのコーダレル・パターソン【AP Photo/Steven Senne】

スーパーボウルの覇者となったチームを離れる選手が増えている。

リターンスペシャリストや多才なワイドレシーバー(WR)として、そして、時にはランニングバック(RB)をもこなすコーダレル・パターソンがニューイングランド・ペイトリオッツを離れ、2年1,000万ドル(約11億円)の契約でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区のシカゴ・ベアーズでプレーするようだ。この動向は『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じたもので、契約には500万ドル(約5億5,000万円)が保障されているとも伝えられている。

ミネソタ・バイキングスでオールプロに2度、プロボウルには4度選出されたパターソンは、オークランド・レイダースで1年間プレーした後の2018年シーズンにペイトリオッツで重要な役割を担い、スーパーボウル制覇に貢献していた。

その多才さはペイトリオッツで顕著に表れ、キャッチ21回、247ヤード、タッチダウン3回をマークすると同時に、合計42回のキャリーで228ヤード、タッチダウン1回、23回のアテンプトでキックリターン平均28.8ヤードという印象的な記録も残していた。

パターソンはレフトタックル(LT)トレント・ブラウンやディフェンシブエンド(DE)トレイ・フラワーズなどといったペイトリオッツのタイトル獲得に尽力した選手らに続いてニューイングランドの地を離れる。

パターソンは今後、NFC北地区のチャンピオンチームを率いる2年目のヘッドコーチ(HC)マット・ナギーにとって使い勝手の良い武器となるだろう。

【S】