チーフスのLBフォードは49ers入りへ
2019年03月13日(水) 14:24カンザスシティ・チーフスのアウトサイドラインバッカー(OLB)ディー・フォードが新たなチームへと移籍する。
チーフスとサンフランシスコ・49ersがフォードのトレードに合意し、49ersは見返りとして2020年のドラフト2巡目指名権をチーフスに譲渡するようだ。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地の情報筋を元に伝えた内容だ。また、NFLネットワークのジェームズ・パーマーはフォードのサンフランシスコでの新契約は5年8,750万ドル(約97億円)になる見込みだと伝えている。
新守備コーディネーター(DC)スティーブ・スパグニューロの下でチーフスがディフェンシブスキームを3-4から4-3のベースに変更する流れを受け、フォードの名前は今オフシーズンの初期段階からトレードシナリオの中でたびたび登場していた。
身長188cm、体重約114kgのフォードは3-4スキームで行うクオーターバック(QB)へのラッシュを得意としており、2018年シーズンにはキャリアハイとなるサック13回、リーグトップとなる7回のファンブルフォースドを記録してプロボウルにも選出された。2014年のドラフト1巡目でチーフスに指名されてプロ入りしたフォードはキャリア通算サック数を30としている。
先日にキャリア通算サック数78.5回のOLBジャスティン・ヒューストンを放出していたことからも、チーフスの守備陣は大転換期にあると言えよう。
49ersのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・リンチは先日、昨季にリーグ全体13位だった守備陣を強化する政策の一環としてクワン・アレキサンダーを獲得した。今後のフォードはアレキサンダーと共に49ersのLB陣をけん引していくのだろう。
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