QBテイラーはバックアップとしてチャージャーズと契約
2019年03月14日(木) 15:05ロサンゼルス・チャージャーズがフィリップ・リバースのバックアップクオーターバック(QB)を獲得した。
現地13日(水)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地の情報筋を元に、チャージャーズがタイロッド・テイラーと2年契約を結んだようだと報じた。チームは後にこの動きを正式に認めている。
2018年シーズンはカーデール・ジョーンズをロースターに登録しながらジーノ・スミスをリバースの2番手に据えていたものの、チャージャーズは市場で新たなバックアップを探していた。チャージャーズはおそらく、リバースが引退した先を考えて今後もより若く伸びしろのあるQBを探しにいくだろう。
チャージャーズのヘッドコーチ(HC)アンソニー・リンはバッファロー・ビルズ時代にテイラーと同じ時間を2シーズンにわたって過ごしている。
ビルズとクリーブランド・ブラウンを合わせた4シーズンで46試合に先発してきたテイラーだが、ベイカー・メイフィールドに先発の座を奪われた先シーズンは3試合に出場するのみだった。
バッファローではフルタイムの先発QBとしてパフォーマンスが乱高下する3年間を過ごしたテイラーだが、チャージャーズにとっては経験豊富な2番手として機能するはずだ。2006年に先発を任されて以降は1試合も欠場していないリバースのバックアップとしてテイラーと契約したということは、チームがテイラーに先発争いをさせる意向はないということをも意味する。しかし、潜在的にはスーパーボウルにも出場可能な実力を備えたチームとの契約は、悪いようには聞こえなかったはずだ。
テイラーの新天地として、先発QB争いに加わる可能性があったのはマイアミ・ドルフィンズだが、29歳のQBはまた違った熱さのあるマイアミとは正反対の海岸沿いでリバースのバックアップを務める道を選択した。
【S】