ルール変更に関するオーナー投票を行う年次リーグミーティング
2019年03月27日(水) 10:16アリゾナ州フェニックスで開催されている年次ミーティングの中で、2019年シーズンに向けて安全性を念頭に置いたルールの変更が行われている。
現地27日(水)、NFLのオーナーたちがブラインドサイドのブロックを禁止する投票を行った。これは選手が自身のエンドラインに向かって、もしくはその水平方向に移動している際に、相手選手にヘルメットや前腕、肩でコンタクトしようとする動きをファールと定義する案だ。
リーグはパント時に発生する脳震とうの30%以上はブラインドサイドのブロック時に起きていると指摘する。
『NFL Football Operations(NFLフットボール・オペレーションズ)』が『Twitter(ツイッター)』に動画を投稿し、このルール変更を説明した。
To expand protection of the player being blocked, @NFL owners voted to eliminate blindside blocks. One-third of all concussions on punts were caused by blindside blocks. With the rule change, any forcible contact by the blocker with his head, shoulder or forearm is prohibited. pic.twitter.com/abA2cENnXe
— NFL Football Operations (@NFLFootballOps) 2019年3月26日
現時点で確認できているその他のルール変更に関する概要は以下の通りだ。
1. オンサイドキック失敗時に代替案を設けるというデンバー・ブロンコスの提案は否決
2. カンザスシティ・チーフスが提案したオーバータイムルールに関するルール変更は5月の春期リーグミーティングまで棚上げ
3. 2018年シーズン中に行われたキックオフに関するルール変更を永続的なものにするための投票を実施
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