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「RBリンチへの扉は常にオープン」とレイダースHCグルーデン

2019年03月27日(水) 12:35

オークランド・レイダースのマーショーン・リンチ【AP Photo/Matt Dunham】

オークランド・レイダースはフリーエージェント(FA)でワイドレシーバー(WR)市場にアタックし、リーグ新年度が開始してからの1週間でアントニオ・ブラウンやタイレル・ウイリアムス、J.J.ネルソンらの獲得に成功した。

しかし、ランニングバック(RB)ポジションに関してレイダースのHCジョン・グルーデンは現地26日(火)、年次リーグミーティングの場で、先発のスターRBマーショーン・リンチが戻るのを待っていると述べていた。

グルーデンHCはNFLコーチ陣の朝食会の場で記者に対し、「リンチに対する扉は常にオープンだ」と明かしている。

4月が後半に入るまで、その扉は開いたままになる可能性が高い。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』によると、レイダースのジェネラルマネジャー(GM)マイク・マヨックは25日、「両サイドはドラフトまで待たねばならず、そこで何が起きるかだ」と明かしていたようだ。

2019年にプレーするかどうかを決断していないリンチは現在フリーエージェント(FA)となっている。32歳のRBは1年間の引退期間を経て2017年に地元オークランドの地で現役復帰を果たしていた。

“ビーストモード”ことリンチはレイダースで332回のタッチで合計1,502スクリメージヤード、タッチダウン10回を記録したが、股関節の負傷によって先シーズンは10試合に欠場した。

2018年シーズン終了後にチームが本拠地をどうするかが定まっていない中、リンチがフットボールフィールドに戻って来るかは不透明だった。これを言い換えれば、レイダースがオークランドを去るとすれば、ビーストモードは戻って来ない可能性が高かったということだ。

しかしながら、オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム当局、オークランド市、そして、NFLからの承認を得たチームは今、コロシアムを本拠地として2019年シーズンを戦うことが認められ、2020年シーズンに関してはオプションとなっている。

リンチがオークランドでのプレーを希望する場合、レイダースは彼を連れ戻すだろう。現在、リンチ不在のレイダースRB陣はジェイレン・リチャード、ディアンドレ・ワシントン、クリス・ウォーレン三世らで構成されている。

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