元パッカーズのベテランWRネルソンが引退
2019年03月28日(木) 09:37ジョーディー・ネルソンのNFLにおける時間が終わりを告げる。
オークランド・レイダースからリリースされた33歳のネルソンが2008年から始まった長いNFLのキャリアに終止符を打った。これは現地27日(水)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームス・ジョーンズが伝えた内容だ。
ジョーンズは『Twitter(ツイッター)』を通じ、「NFLでの10年以上のキャリアを経て、私の友人である元パッカーズと元レイダースのワイドレシーバー(WR)ジョーディー・ネルソンがキャリアを終える。第一線から身を引く彼は通算で8,500ヤード超え、タッチダウン72回以上を記録し、1度はスーパーボウルのチャンピオンにもなった選手だ! ジョーディーを本当に誇りに思うし、彼と彼の家族にとって良いことだと思えば自分もうれしい #Ese’ #Respect」と述べている。
ネルソンは最後のシーズンをレイダースで過ごし、15試合の出場で63キャッチ、739ヤード、タッチダウン3回とそこそこの成績だった。
しかしながら、9シーズンを過ごしたパッカーズ時代にクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとの抜群のコンビネーションを披露し、体格とスピードを生かして相手ディフェンス陣を脅かしたことによってネルソンの名前が忘れられることはないだろう。
身長約190cm、体重約98kgのネルソンはカンザス州立大学を出た後、パッカーズから2巡目指名を受け、2011年、2013年、2014年、2016年には1,000を超えるレシービングヤードを記録する活躍を見せた。2014年にはプロボウルに選出されたネルソンは、パッカーズの第45回スーパーボウル制覇にも貢献していた。
ACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂の負傷から復活し、97キャッチで1,257ヤード、キャリアハイとなる14回のタッチダウンを記録したネルソンはまた、2016年にNFLカムバック賞も受賞している。
合計151試合に出場してきたネルソンは、613回のキャッチで8,587ヤード、タッチダウン72回の記録を残しフットボールフィールドを去って行く。
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