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レイダースがRBクロウェル、LBマーシャルと契約

2019年03月29日(金) 10:15

ニューヨーク・ジェッツのアイザイア・クロウェル【AP Photo/Nam Y. Huh】

ランニングバック(RB)マーショーン・リンチのチーム復帰に対する扉は開けたまま、その決断を待ちつつもオークランド・レイダースはバックフィールドを強化する動きを取っている。

レイダースはRBアイザイア・クロウェルと1年250万ドル(約2億7,000万円)で契約を結んだようだ。現地の情報筋を元にこの動向を伝えたのは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートで、チームは後にこの動きを正式に認めている。このニュースを最初に報じたのは『ESPN』だった。

ニューヨーク・ジェッツと3年契約を結んでいたクロウェルは2018年シーズンをニューヨークで過ごしたものの、ジェッツがRBリビオン・ベルを獲得した後、1シーズンでチームからリリースされた。

身長約180cm、体重約102kgのクロウェルはジェッツで13試合に出場し、143回のキャリーで合計685ラッシングヤード、タッチダウン6回、1アテンプト平均は4.8ヤードを記録していた。クロウェルは以前にクリーブランド・ブラウンズにも4年間在籍している。

クロウェルは現在ジェイレン・リチャード、ディアンドレ・ワシントン、クリス・ウォーレン三世らで構成されたRB陣に加入することになる。

現時点でフリーエージェント(FA)のリンチがより層を厚くし、オークランドでのポジション争いを活性化してくれる可能性はあるだろう。

ただし、レイダースが現地28日(木)に強化したのはRBだけでなかった。チームは実力が証明されているベテランプレーヤーを獲得してラインバッカー(LB)陣の強化も行っている。

LBのブランドン・マーシャルが1年最大410万ドル(約4億5,000万円)の契約でレイダースに加入する。チームは後にこの動きも正式に発表した。

レイダースはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区をよく知っている選手を手に入れた。デンバー・ブロンコスで6シーズンを過ごしたマーシャルはカロライナ・パンサーズとの第50回スーパーボウルでブロンコスの勝利に貢献していた。29歳のLBはベテランとしての存在感をタヒール・ホワイトヘッド、ニコラス・モロー、マーケル・リー、カイル・ウィルバーらで構成されたLB陣の中で示すことになる。

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