イーグルスRBスプロールズ、「進退は5月まで分からない」
2019年04月01日(月) 09:45シカゴ・ベアーズとのトレードのおかげで、フィラデルフィア・イーグルスはランニングバック(RB)ジョーダン・ハワードをオフェンシブバックフィールドに加えることができた。
ハワードがタックルの狭間で行う仕事に就くのは当然であり、それらをウェンデル・スモールウッド、コリー・クレモント、ジョシュ・アダムスらその他RBとシェアすることもあるだろう。しかしながら、その中にダレン・スプロールズの名前は入るのだろうか?
36歳の誕生日がせまる中、スプロールズが14年目のシーズンに非制限フリーエージェント(FA)としてどこかへと飛び立っていくのか、あるいは、フィラデルフィアにとどまるのかはまだ分かっていない。
スプロールズは現地の先月30日(土)、地方紙『The Press of Atlantic City(ザ・プレス・オブ・アトランティック・シティ)』に対して「われわれは何度か話し合っている。5月までは決定を待つつもりだ。いずれは分かるだろう」と語っていた。
スプロールズがフィラデルフィアで5年目のシーズンを過ごすという決断を下したのは2018年の5月のことだった。当時のこの決定は2017年シーズン中の右前腕骨折やACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂でIR(故障者リスト)入りし、トータルでは3試合にのみ出場した結果を受けた後のものだった。
ハムストリングの負傷が響いたスプロールズは2018年シーズンも6試合でプレーするにとどまっていた。
ラッシャーやレシーバー、そして、リターナーをこなすスプロールズにはまだ、2005年からずっと自身を価値のある武器として認識させてきたスピードやスキルが備わっている。
とは言え、ケガや加齢による衰えはプロボウル3度選出の選手にも訪れることになる。
5月が近づく頃に、スプロールズがまたフィラデルフィアでのプレーを宣言するかどうかが分かるだろう。
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