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WRトーマスがペイトリオッツを訪問

2019年04月11日(木) 11:27

ヒューストン・テキサンズのデマリウス・トーマス【AP Photo/David J. Phillip】

ワイドレシーバー(WR)のデマリウス・トーマスがニューイングランド・ペイトリオッツの様子を伺(うかが)った。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームズ・パーマーは現地の情報筋の話を元に、WRのトーマスがペイトリオッツ訪問を終えたようだと報じた。

31歳のトーマスはアキレス腱断裂のケガからの復活を期している。パーマーによると、トーマスはもうじきフィールドに復帰する予定とのことだ。

トーマスは今年2月16日に時速50kmの速度制限区域でおよそ113kmを出して起こした不注意事故の罪を先月に認めていた。

先シーズン途中にデンバー・ブロンコスからヒューストン・テキサンズにトレードされたトーマスは、アキレス腱を断裂するまで7試合に出場し、キャッチ23回で275ヤード、タッチダウン2回を記録していた。また、トレードされる前までのトーマスはブロンコスで8試合に出場してキャッチ36回、402ヤード、タッチダウン3回を記録していた。

2012年から2016年まで5年連続で1,000ヤード超えを記録したWRは実際のところ、先シーズンのケガ前から勢いを失っていたが、それでもなお豊富な経験があり、有能なベテランターゲットとしてレッドゾーン内での武器となり得るだろう。

ペイトリオッツのスタッフ陣にはトーマスと親交のある者がいる。2010年当時、現ペイトリオッツの攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・マクダニエルはブロンコスでHCを務めており、トーマスを1巡目で指名していた。さらには、ペイトリオッツがトーマス獲得に興味を示したのは今回が初めてではないという事実もある。

ペイトリオッツはオフシーズン中にベテラン選手に対して徹底した調査を行うことで有名だ。時折、その結果として契約に至ることもあるが、後に需要が出てきた時に備えてベリチックがチームのためにやるべき行動を取っているだけという可能性もある。

本来であれば、ペイトリオッツはトーマスが身体の状態をより回復させるまでは静観したいはずだが、WRルームに補強が必要という状況にあるチームは今後もトーマスに視線を送り続けるだろう。

【S】