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ペイトリオッツがTEセフェリアン・ジェンキンスと1年契約

2019年04月11日(木) 11:52


ジャクソンビル・ジャガーズのオースティン・セフェリアン・ジェンキンス【AP Photo/Ed Zurga】

ニューイングランド・ペイトリオッツがベテランタイトエンド(TE)をデプスチャートに加えた。

ペイトリオッツとオースティン・セフェリアン・ジェンキンスが1年契約を交わしたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。チームは後に、セフェリアン・ジェンキンスとの契約を正式に認めている。

ラポポートによると、セフェリアン・ジェンキンスはシアトル・シーホークスではなく、ペイトリオッツを選択したようだ。NFLネットワークのトム・ペリセロによれば、セフェリアン・ジェンキンスはサインボーナスの5万ドル(約550万円)を受け取り、他のボーナスとしても4万ドル(443万ドル)を手にすることが可能となっているとのこと。これらの動きを最初に報じたのは『ESPN』だった。

今オフシーズン中にロブ・グロンコウスキーが引退したことやドウェイン・アレンをリリースしたことによって、ペイトリオッツのTEルームにはレシーブ経験の薄いプレーヤーたちしか残っていなかった。セフェリアン・ジェンキンスはジェイコブ・ホリスター、スティーブン・アンダーソン、マット・ラコシー、ライアン・イゾーらの仲間に加わる。現職の4プレーヤーを合わせても、2019年までに合計で71キャッチしか記録していない。

タンパベイ・バッカニアーズに在籍していた当初、セフェリアン・ジェンキンスは身体能力抜群でビッグプレーを生み出せるプレーヤーとして考えられていたものの、度重なるケガがそのキャリアに悪影響を及ぼした。それでも、健康な状態であれば今も安定したレシービングターゲットとして機能可能だろう。2017年にはニューヨーク・ジェッツで367ヤード、タッチダウン3回、レシーブ50回を記録していた。

先シーズンは再び故障に見舞われたセフェリアン・ジェンキンス。ジャクソンビル・ジャガーズに在籍していた当時の試合数はわずか5回で、11レシーブ、90ヤード、タッチダウンは1回のみをマークしていた。

現在、2019年ドラフトで12個の指名権を保持していることからも、セフェリアン・ジェンキンスの獲得だけにとどまらず、ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックが今月下旬に新たな若きTEを指名する可能性は考えられるだろう。

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