レッドスキンズはQBローゼンのトレードを求めず
2019年04月11日(木) 11:592019年NFLドラフトが近づく中、アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)ジョシュ・ローゼンの名前はうわさされるトレードレポートやチーム間で話題となっている。
しかしながら、ワシントン・レッドスキンズの名前はその中に含まれていないはずだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロはポッドキャスト“Around the NFL(アラウンド・ザ・NFL)”の中で「彼らはもうすでに少し課題をクリアしている。少なくとも、カーディナルスがつける価格がどれほどになるかを知ろうとしていた」と語り、続けて「しかしながら、レッドスキンズはローゼンを積極的に追いかけてはおらず、彼らがまだドラフト候補者たちとの間で動いているのも明らであることから、魅力的なオファーが選択肢の中にあるのかどうかは分からない」と述べていた。
ガラフォロはさらに、次のようにも明かしている。
「レッドスキンズはそれに関してはまだ白紙の状態であり、“ドラフトで誰かを獲得するのか、あるいは、ジョシュ・ローゼンのルートに行くか、はたまた、誰かをトレードするのか”といった状態だ。私はそのように感じていない。・・・私的に、ジョシュ・ローゼンに対する熱いマーケットがそこにあるとは思えない」
レッドスキンズはドウェイン・ハスキンズ、ドリュー・ロック、ダニエル・ジョーンズ、クレイトン・ソーソン、ジャレット・スティッダムらQBのトッププロスペクトに対してできる限り行動は取ってきた。
アレックス・スミスがいまだ足の大ケガからの復帰途中であることを考慮すれば、レッドスキンズがQBポジションの状況をより掘り下げて考える可能性はあるだろう。
とは言え、レッドスキンズはデンバー・ブロンコスとのトレードでケイス・キーナムを獲得してこのポジションに関する問題に対処しており、スミスの不在期間中はキーナムとコルト・マッコイが先発の座を懸けて競い合うと見られている。
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