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全体1位指名権に関する最終ミーティングを行うカーディナルス

2019年04月23日(火) 13:07

【AP Photo/Ted S. Warren】

ドラフト初日がもう目の前まで迫っている。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルがナッシュビルのステージに登壇し、2019年NFLドラフトの全体1位指名選手の名前を読み上げるまであと3日だ。

その1位指名権を保持するアリゾナ・カーディナルスが、決定的な瞬間に向けた最終ミーティングを開くようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地の情報筋の話を元に、ジェネラルマネジャー(GM)スティーブ・カイム、ヘッドコーチ(HC)クリフ・キングスベリー、そして、オーナーのマイケル・ビッドウィルらが今後の数日間にかけて全体1位指名に関する最終ミーティングを行う予定だと伝えた。

ラポポートはさらに、カーディナルスには複数チームからトレードアップに関する探りを入れる問い合わせがあったようだとも報じている。

カーディナルスがハイズマントロフィー受賞者であるクオーターバック(QB)カイラー・マレーを全体1位で指名するとのうわさが以前からずっと広まっている。もしカーディナルスのプランがその通りであれば、現職QBのジョシュ・ローゼンの今後がどうなるのかという疑問、そして、カーディナルスはQBの入れ替えによって実際には何を手に入れるのかという疑問も生じるだろう。

カーディナルスがマレーとキングスベリーを組ませようとしているという情報が誤報だと分かった場合、現地25日から開催となるドラフトは大きく様相を変えることになるだろう。以前まではマレーに興味を示していなかったチームが突如として手を上げる可能性も考えられる。

ローゼンにとってはかなり不利益な話だが、カーディナルスの関係者たちはこれまでずっと手の内をひた隠しにしてきた。今週のミーティングによってチームのプランは確定となるのだろう。

マレー、あるいは、ディフェンダーの指名、はたまた、穴だらけのロースターを再建するための興味深いトレードを受けるという選択肢などが考えられる中、カーディナルスの全体1位指名権に関する憶測は当日の晩まで止むことがない。

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