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スティーラーズQBロスリスバーガーが2年約76億円で契約延長

2019年04月25日(木) 09:28


ピッツバーグ・スティーラーズのベン・ロスリスバーガー【AP Photo/Don Wright】

ベン・ロスリスバーガーは今、2021年シーズン終了時までピッツバーグ・スティーラーズの選手として登録されることとなった。

現地24日(水)、スティーラーズはベテランクオーターバック(QB)のロスリスバーガーと2年の延長契約を締結したと発表した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ロスリスバーガーの契約延長はおよそ3,750万ドル(約42億円)のサインボーナスを含む2年6,800万ドル(約76億円)程度となっているようだ。

2019年シーズンのロスリスバーガーは4年前に4年8,760万ドル(約98億円)で結んだ契約の最終年を迎えていた。新たな契約によって、“ビッグ・ベン”ことロスリスバーガーは2021年シーズンいっぱいまでピッツバーグに滞在することとなる。

ロスリスバーガーは声明の中で「自分を信じてくれるルーニーズ(球団社長の一家)やスティーラーズのオーガニゼーションに心から感謝している。ピッツバーグですべてのキャリアを終えることがずっと自分の目標だった。自分や自分の家族にとってはここがホームだし、この街を愛している。ドラフトされた時と同じように、16年目もスティーラーであることに興奮している。チームに最大限貢献したいと思う」と語っていた。

両サイドは今週木曜日の2019年NFLドラフトが開始する前までにこの取引を終わらせる方向で動いていたとラポポートは指摘した。その1日前に話し合いが無事に収まった形だ。

この新契約により、当然ながらビッグ・ベンの契約は再びNFLのQB界の中でも最高レベルに引き上がることになる。2019年シーズンを迎えるにあたり、スティーラーズの司令塔はNFLのQBたちの中で13番目に高額な年俸を受け取る予定だ。

殿堂入り確実とされる37歳のロスリスバーガーは今回の動きによって、40歳の誕生日を迎えるまでスティーラーズに在籍することとなる。この新契約によってピッツバーグでの引退が確定したとも言えよう。

今オフシーズン中にアントニオ・ブラウンやリビオン・ベルという攻撃陣のスター選手が正式にチームを去った後、スティーラーズはチームのエースQBまでもがチームを離れていかないよう取引を交わしたのだ。

スティーラーズは『Twitter(ツイッター)』でロスリスバーガーについて触れている。

「2004年の今日、われわれはマイアミ大学出身のQBを全体11位で指名した。#NFLDraft #SteelersDraft 」

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